Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ほの蒼き瞳

2023-01-17 21:05:44 | 映画
1/17(火)曇りのち晴れ
漸く晴れ間が見えるも寒き一日。二度寝して8:45行動開始。散歩、朝食、真面目に仕事。午後は大量在庫の砂糖を消費すべくどら焼きをつくる。小豆250gと同量の砂糖。本当は一晩寝かせると良いのだが短縮バージョンで3時間ほど煮詰めて完成。生地には砂糖のほか、卵・小麦粉・みりん・日本酒・ハチミツ・重曹を加えて攪拌。1時間ほど寝かせてフライパンの温度を気にしながら丁寧に焼き上げ津。大ぶりのどら焼き6個が出来上がった。そこらのスーパーで売っているシロモノよりは上品で味わい深い。夕方、隣町のカフェまで長い散歩に出て一服。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。ルイス・ベイヤードのミステリーが原作だが未読。この作者とスコット・クーパー監督、クリスチャン・ベール主演では『ファーナス/訣別の朝』(2013年製作)で大いに感心した記憶あり。舞台は1830年、士官学校での猟奇殺人を調査する主人公。重要な役回りで若き日のエドガー・アラン・ポー(ハリー・メリングが好演)が登場する。電気などなく、蠟燭の灯りで幽霊や黒魔術について語れば、そのままポーの世界観である。邦家では天保元年、北斎や馬琴が活躍していた頃である。重厚なプロダクションデザイン、手堅い演出、ラスト30分には哀切極まる展開(謎解き)となり大いに楽しめた。ポーも老後に読み返してみたい作家のひとりである。
コメント
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