Il film del sogno

現実逃避の夢日記

大河への道

2022-05-22 20:18:57 | 映画
5/22(日)晴れ
8:00起床。散歩、ファミレスで朝食、シネコンで映画鑑賞と、昨日と全く同じルーティン。演目は金曜日から公開の邦画。高齢層中心に8割程度の入りと出足好調。隠居後の五十路超えから天文学を学び、17年に渡って全国を測量して歩き≪大日本沿海輿地全図≫を作成した偉人・伊能忠敬にまつわるお話。但し本人は一切スクリーンに登場しない。地元の偉人を大河ドラマにしようと奔走する市職員たちと、その死を隠匿して地図を完成させた弟子たちの艱難辛苦という2本立てでストーリーは進む。主要キャストは時代を跨いだ二役となる。井上ひさしに≪四千万歩の男≫という中断した長編小説があり、若いころに読んだので偉人の生い立ちや性格は知っていた。本作は大手製作配給のメジャー作品ゆえキャスト、シナリオ、プロダクションデザインなど、堅実な人選と出来栄えで安心して観ていられた。まさか日本地図と草鞋で落涙させられるとは思わなかった。日本人(我らの祖先)は皆々勤勉であります。帰宅して我が仔と2度の散歩。初夏を思わせる日差しと爽やかな薫風。公園では家族連れがピクニックをしている。明日は親友の一周忌。未亡人にお供えの花を送る。


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