6/26(土)曇り
6:45起床。我が仔と散歩。7:30ファミレスで朝食。8:45シネコンで昨日から公開の邦画鑑賞。場内4割程度の入りと健闘の部類か。原作である中国系米国SF作家ケン・リュウの短編小説は既読。監督は長編三作目の石川慶。現在最も新作が楽しみな映像作家である。過去作に共通した乾いた演出、凝った色調、丁寧なスタッフワークは本作でもより洗練されて健在。テーマは永遠の命。若干の脚色はあるも設定・展開・結末は原作を踏襲。その世界観(プロダクションデザインやキャラクター)には違和感なし。但し現実としてわが身にその選択(永久の寿命)をするかと問われれば御免蒙りたい。人生とは死までの暇つぶしである。主演の芳根京子と小林薫の陰翳ある熱演を特筆しておきたい。帰宅して我が仔と散歩。夕方からジムでエクセサイズ。体重増減なし。夜は今月逝去した寺内タケシの演奏をYouTubeで聴く。そういえばアングラの女王・李礼(麗)仙も亡くなった。状況劇場時代の小林薫を知る者も稀になった。映画は永遠に残るが演劇は観た者たちの脳裏にしか残らない。合掌。
6:45起床。我が仔と散歩。7:30ファミレスで朝食。8:45シネコンで昨日から公開の邦画鑑賞。場内4割程度の入りと健闘の部類か。原作である中国系米国SF作家ケン・リュウの短編小説は既読。監督は長編三作目の石川慶。現在最も新作が楽しみな映像作家である。過去作に共通した乾いた演出、凝った色調、丁寧なスタッフワークは本作でもより洗練されて健在。テーマは永遠の命。若干の脚色はあるも設定・展開・結末は原作を踏襲。その世界観(プロダクションデザインやキャラクター)には違和感なし。但し現実としてわが身にその選択(永久の寿命)をするかと問われれば御免蒙りたい。人生とは死までの暇つぶしである。主演の芳根京子と小林薫の陰翳ある熱演を特筆しておきたい。帰宅して我が仔と散歩。夕方からジムでエクセサイズ。体重増減なし。夜は今月逝去した寺内タケシの演奏をYouTubeで聴く。そういえばアングラの女王・李礼(麗)仙も亡くなった。状況劇場時代の小林薫を知る者も稀になった。映画は永遠に残るが演劇は観た者たちの脳裏にしか残らない。合掌。