Il film del sogno

現実逃避の夢日記

羊の木

2018-02-04 19:20:52 | 映画

2/3(土)晴れ時々曇り
節分。豆を撒くでもなく鬼にもならず。寝坊して9時過ぎに起床。朝食・愛犬と散歩の後に愛車で小川町へ向かう。高速を使って1時間ジャストで施設到着。11:30。義父は食堂で小さく笑う。歩行が困難なようで2週間見ないうちに随分と憔悴している。滑舌悪く内容のある会話はほとんど成立しない。帰路はシネコンに寄って本日初日の邦画を鑑賞。キャパ112人の小さな劇場が年齢層雑多でほぼ満席。贔屓の吉田監督作品は必ず初日を観に行くが、本作の興味はそれ以前に«光る風»以来のファンである山上たつひこの原作と云う点にあり。いがらしみきお作画のコミックス(全5巻)は読了。設定と一部の登場人物以外は、相当な脚色あり。移住者を減らして各人のキャラを際立たせたのには感心。特に優香と水澤紳吾の役作りは特筆もの。弱年の頃から人様に云えない悪しき性癖に懊悩する我には他人事でなし。筋モノや酒乱・淫乱は自覚もあり、周囲も警戒すれば良し。本当に畏怖すべきは自身でも抗えぬ漆黒の衝動だろう。または偏在する悪意とか。地場の祭祀と絡めて不穏な雰囲気は良く出ていた。但し木村文乃の役回りとラストの変更には集客とキレイなエンディングの為とはいえ違和感あり。トータルでは佳作未満と云ったところか。ジムで遠泳とサウナ。夕刻帰宅して愛犬と2度目の散歩。

コメント
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