6/25(日)雨後曇り
定刻起床。小雨。朝食後に散歩に行けない愛犬を宥めて二度寝。昼近くに床を上げて初台に向かう。新国立劇場にて恩人出演の芝居を観劇。妙齢の女性が8割で場内満席。一種異様な雰囲気。主演の男優がアイドルグループのリーダーであることを初めて知る。米国作家の原作は未読。まぁ場末の酒場で管を巻く人々を描いた群像劇。休憩を挟んで3時間の長尺。恩人はやはり頭一つも二つも抜きんでて最後は捻りもあり、まぁ満足。同好者と楽屋を訪ねて恩人と談笑。劇場向いにサテンでさらに一服して帰路に就く。夕刻、愛犬と散歩、駅前で夕餉を孤食。蒸し暑い。
6/24(土)晴れ時々曇り
6:30定刻起床。朝食後に愛犬と散歩。愛車で近所のシネコンまで出張り、9:20開始の洋画を鑑賞。オスカー(編集・録音)受賞した戦争映画。老若男女程よい比率ではあるが3割以下と不入りの出足。演出家としてのメル・ギブソンの実績は衆目の認めるところ。本作もしかり。前半は主人公の幼少期の精神成長と恋愛譚、後半は入隊・訓練、そして戦場での八面六臂の働き。戦地の状況・戦略などの経緯説明は一切なし。総ては主人公の超人的な救出劇を際立たせる為の阿鼻叫喚たる地獄絵図が延々と続く。我が同胞(遠くとも祖父、近くば父・兄)は、死を恐れず、絶叫以外一言のセリフも与えられぬ不気味な集団である。終盤の唐突な自決シーンの挿入意図が最も不可解。敗戦の将が≪一死以テ大罪ヲ謝シ奉ル≫という思想より、絵になるその様式美を取り入れたかったのではないか。戦争に善悪などない。勝てば官軍。負けても時間が経てば、またぞろエゴや利権で摩擦は尽きない。本作から何をインスパイアされるかはその人の思想信条次第。ラストの実写は蛇足だと思ふ。愛車で小川町まで義父を訪ねる。天気と健康と食事と通事を聞けばあとは特段話すこともなし。壁には我と愛犬とが一緒に写ったピンボケの写真あり。往復5時間。ジムで遠泳してスーパーの総菜弁当を孤食。