Il film del sogno

現実逃避の夢日記

小説の効用

2013-05-04 22:41:49 | 日記
5/4(土)晴れ
終日愛犬とお留守番。朝昼晩と三度散歩に出る。気温20度、無風。近所の公園は人通りも少なく快適な散歩日和である。居間の掃除の合間にベストセラー小説を読了。発売1週間で100万部売れたそうな。相変わらずの作風。デビュー時からの読者であるが、そんなに人口に膾炙する作品ではないと思うのだが、ブームというのは恐ろしい。ただ読者一人ひとりの胸中に何がしか重なる部分があるのだろう。語り口が巧く小道具もお洒落であるから普段小説なんか読まない層も取り込める。ネットを覗くと悪し様に云う輩もいるようだが、どんな傑作でもケチをつける者はいる。作者も作品もいたって真っ当で誠実である。
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L.A. ギャング ストーリー

2013-05-04 01:26:17 | 映画
5/3(金)晴れ時々曇り
連休も後半戦。愛犬のひと吠えで目覚める。朝食に初めて入ったベーカーリーのパンを購入。高いだけで味は最悪。東京にはこうした店が潰れず堂々と営業している。不思議である。午後は久し振りにジムで遠泳。夕食に鍋一杯のカレーを作る。夜は近所のシネコンで洋画を鑑賞。単身の男子が過半で3割程度の入り。1950年代のL.Åを舞台としたギャングもの。クライムアクションとしては古典的な設定。これは邦家の任侠ものと同様で、まぁ安心して観ていられた。憎々しい悪役、それと対決する編成されたはみ出し警官たち。往時を再現したプロダクションデザイン、良く書き分けられたキャラクター、洒落た科白と派手な銃撃戦などなど、聖林の良質な映画造りが発揮された佳作であると思ふ。テイストはデ・パルマのアンタッチャブルである。監督は絶対にそのあたりは意識しているはず。大満足で帰路に就く。
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