Il film del sogno

現実逃避の夢日記

極道社長/戦後猟奇殺人史

2011-12-02 02:37:00 | 日記
12/1(木)曇り時々雨
師走の月初に冷たい雨が降る。奉公先では安全祈願の朝礼あり神棚に柏手を打って退屈な訓話を聞く。月末のルーティンをやっつけて珍しく定刻より30分の残業をする。退社後、小雨の中を銀座まで徒歩移動。シネパトスでは川谷拓三の特集が上映中。この小屋は本当に昔の名画座の面影を残している。映画の日だろうが場内ガラガラ。単身のコアな邦画ファンがパラパラと。70年代中期、東映エログロ路線のBC級作品を梯子鑑賞。監督・ストーリーやらは割愛。映画という魔物にとりつかれた役者馬鹿らがいたと云う事実。彼らが時折見せる狂気の表情に人間の抗えない業を感じるのだ。そう云えば【ウィークエンダ―】という下世話な番組から泉ピン子はブレイクしたのだった。情熱と倦怠の70年代は遠くになりにけり。銀座の外れのドーナツショップで一服してから霙混じりを思わせる降雨のなかを定刻帰宅。
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