Il film del sogno

現実逃避の夢日記

親愛なるきみへ/モテキ

2011-09-25 04:20:00 | 日記
9/24(土)曇り時々晴れ
明け方就寝、昼前に覚醒。午後一番、近所のシネコンでアマンダ・サイフリッドの新作を鑑賞。監督は良質なドラマを手掛けて実績のあるスウェーデン出身のラッセ・ハルストレム。惚れた腫れたの恋愛モノであるが、このジャンルがいかに演者と細部のデテールとサブストーリーが重要かが良く解る。昨夜の邦画でガックリ来ていたので尚更である。短い夏休みに恋に落ちた大学生のヒロインと陸軍特殊部隊の彼氏を描く縦糸と、戦地で苦悩する彼と自閉症気味のその父親との関係が横糸。恋愛には障害がつきもので二人が離れ離れになる理由に説得力がある。ハッピーエンドではないラストの後味は悪くない。ほぼ10年の年月が経過するが、距離と時間は残酷なものである。主演女優の旬を感じさせるに十分な佳作である。夕刻、ジムで遠泳。夕食後の一服後に再度劇場に足を運んでインターバルのある梯子鑑賞。ことらはコミックスからTVドラマ、そして映画となった邦画。所謂、草食系男子のコミカルな恋愛物語であるが、味付けがサブカルチャー。最新の風俗を纏っても恋愛の核は変わらない。人気女優をずらりと並べてそのキャラを良く際立たせていた。特に不調が続いていた長澤まさみは素材が活かされて儲け役。一皮むけましたね。監督の映像設計とドン・ピシャな選曲センスが光る。軽佻浮薄を装って実は相当深い。大満足の洋邦画を梯子出来て大満足。
コメント
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