Il film del sogno

現実逃避の夢日記

人生万歳!/デザート・フラワー

2010-12-30 09:00:00 | 日記
12/29(水)晴れ
奉公先の仕事納め。流石に通勤電車は空いている。トランクを引き摺った家族連れも散見。午前中に競合他社にして協業先と云う複雑な取引先の来訪を受ける。管理職が女性に変わったそうでこの会社のローテーションも早い。穏やかに対応しているつもりがいつしか毒つくといういつものパターン。大掃除の後、軽い納会、最後に恵比寿の取引先へ雁首並べて謝罪訪問。そのままガーデンプレイスへ移動して同好会の観賞会に参加。まず39階にあるイタリアンレストランで上映までの時間つぶし。来年1月末で閉館の決まった映画館で15:00上映開始のウディ・アレンの新作を観る。サービスディでお一人様1,000円也。ここ数年、ヨーロッパを物語の舞台にしてきたウディ・アレンが『メリンダとメリンダ』以来、久々にニューヨークを舞台に撮りあげたコメディ作品。偏屈だが高名な物理学者と、世間知らずで少し足りない若い娘の恋愛を軽妙なタッチで描いていた。『となりのサインフェルド』のラリー・デヴィッドと新人のエヴァン・レイチェル・ウッド(大変キュート!)の共演。科白がエスプリに満ちて気が効いている。ある種のセルフパロディである。本作は75歳のアレン監督40作品目だそうな。その諸作は本国では決して興行成績が良くないそうで、40本のラインナップを見てみると、まぁ通好みである。何本か未見がある。終演後、メンバーと別れて新宿へ出る。武蔵野館で梯子演目を鑑賞。こちらは一転、アフリカ・ソマリア出身のスーパーモデルの書いた一代記の映像化。役者よし、ロケーションよし、社会的な問題提起もあり、波乱万丈なヒロインの単なるシンデレラ物語になっていない。単館なのが惜しいほどの佳作である。早めに帰宅して2時間ほど仮眠、深夜から猛烈な勢いで大掃除を始める。6時間ぶっ通しで水周りや家具や床を磨く。
コメント
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