Il film del sogno

現実逃避の夢日記

つぐない

2008-04-21 01:03:00 | 日記
4/20(日)曇り時々晴れ
やや寝坊。通常ルーティンを破り仕事場へ向かう。昼過ぎまで孤独な作業。相続関係の最終処理を行う。コピーを300枚。午後、日比谷シャンテ・シネにて映画鑑賞。演目は現代イギリス文学の巨匠イアン・マキューアンのベストセラー小説『贖罪』を、『プライドと偏見』のジョー・ライトが映像化した文芸もの。題名と宣伝ポスターから古風で大甘なコスチュームプレイを連想していたのであるが、いやはやどうしてこれは大変刺激的な傑作でありました。スコットランドの景観麗しい前半部、陰惨な戦地を描いた中盤、そして現代目線で【物語】とは何かを問うたラスト。何度か反復する主観を変えた描写が終盤に効いてくる。これにはやられた。役者良し、シナリオ良し、プロダクションデザイン、演出良し。年度最良の一本。ヒロインのキーラ・ナイトレイがもう少し太目であったら・・・。語り部である妹役を新人シーアシャ・ローハンとロモーラ・ガライ、そして大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴがリレーで競演。アカデミーを獲った楽曲も素晴らしかった。
夕刻、ビックカメラで写真のプリント。
夕食はスペシャルオムライスを作る。
コメント
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