40㎝以上積もっていた雪がほとんどとけてしまった庭。新雪が降り出したときに死に、雪の下になっていたハラビロカマキリと、そのカマキリが産んだ卵鞘の様子を見てきました。
ハラビロカマキリは仰向きで横たわっており、ほとんど変化がないように見えましたが、すぐそばのエビネの葉の上にフタモンアシナガバチの♂がとまっていました(まだ動きまわっています)。12月14日の初雪からこの日(12月23日)までの10日間雪の下で生きていたのでしょうか?(もっとも、雪の下は氷点下にはならないようですが…)
ウエブサイトなどでアシナガバチ♂の12月の観察記録などを探してみました。新女王バチと交尾をすることだけが役割の♂については、10月~11月まで巣上や日当たりのよい場所などに集団で止まったりしている記録はありますが、12月にはいるとほとんど記録がありません。静かに消えていくのでしょう。
《エビネの葉にとまっていたフタモンアシナガバチ♂(黄線内はハラビロカマキリの死骸) 2020/12/23》
《エビネの葉にとまっていたフタモンアシナガバチ♂ 2020/12/23》
《ハラビロカマキリの死骸 2020/12/23》
《エゴノキに産み付けられているハラビロカマキリの卵鞘 2020/12/23》