芝生広場の南西隅にあるケヤキの大木は、私が好きな木で、この公園に来たときは必ず立ち寄り、幹の周りをぐるりと一周し、樹幹を見上げます。
葉をすべて落として明るくなった幹に何かいないかと探しながら、この日もひと回り。何もいないと思っていたら、鮮やかな黄色の毛虫が1匹。尻の方には朱赤色の長い毛の束があるリンゴドクガの幼虫です。
リンゴドクガの幼虫の食樹は、バラ科のリンゴ、ナシ、サクラ、ヤナギ科:ヤナギ、ポプラ、ドロノキ、ブナ科のクヌギ、コナラ、アベマキなどで、ケヤキは食樹ではありません。この幼虫は、蛹化場所を探して彷徨していたのでしょうか?
《ケヤキの幹にいたリンゴドクガの幼虫 2020/12/06》
《ケヤキの幹にいたリンゴドクガの幼虫 2020/12/06》
《ケヤキの幹にいたリンゴドクガの幼虫 2020/12/06》
※ 今日は「大寒」。気温がそれほど低くないので、今朝、犬と散歩した時(午前4時過ぎ)も雨でした。
昨日は、この時期には貴重な、穏やかな晴天。富山平野からは、白くなった立山連峰がすっきり見えました。富山市営農サポートセンター近くからは、20年ほど前に4年間生活(春~秋)した室堂平(標高2,450m)もよく見えました。
《富山市営農サポートセンター近くからの立山連峰の眺め(赤丸は室堂平2,450m) 2020/12/06》