やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

クロスジフユエダシャク(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2020-12-12 14:06:48 | 昆虫類

コナラなどの雑木林の中、溜池への管理道を歩いていると、小さい蛾が何頭もチラチラ飛んでいました。13時50分ころです。

昼行性のフユシャクだから名前はすぐにわかるはずなのに、わかったのはやっと今日のこと。半月以上わかりませんでした(我ながら情けない話です…)。

クロスジフユエダシャクについて、ウェブサイト『日本産フユシャクWEB図鑑/クロスジフユエダシャク』には次のように説明されていました。「北海道から本州、四国、九州まで全国的に産する普通種。関東の平地では11月下旬から発生し、年内に終わる。山地では10月下旬くらいから出現する。…昼行性で午前から飛び始めるが、晴れてないと飛ばない典型的な昼行性とは違い、曇っていても飛ぶ。交尾は夕方から日没後で行われる。クリ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、…等の食草の報告がある。雄の前翅は多少の変異はあるが、同定に困難な種ではない。」


《落ち葉の上にとまったクロスジフユエダシャク 2020/11/20》


《落ち葉の上にとまったクロスジフユエダシャク 2020/11/20》


《下草の葉の上にとまったクロスジフユエダシャク 2020/11/20》

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カブラハバチ類(幼虫)(富山市)

2020-12-12 09:08:05 | 昆虫類

秋も遅くなってから種を蒔いたので、まだ小さなコマツナ(と思いますが、…)が何かに食べられていました。探してみると、食痕の隙間から黒い幼虫の影。カブラハバチ類の幼虫です。

カブラハバチ類の幼虫は、アブラナ科野菜の葉を食べる害虫で、カブラハバチ、ニホンカブラハチ、セグロカブラハバチなどがいます。古くからナノクロムシ(菜の黒虫)として知られていたそうです。(ウェブサイト『長野県農業関係試験場/農作物病害虫データベース/カブラハバチ類(野菜・ダイコン)』参照)。

写真の幼虫は、「青色味のある黒色」「黒斑」などから、セグロカブラハバチかなと思いますが…。


《コマツナの葉を食べるカブラハバチ類の幼虫 2020/12/02》


《コマツナの葉を食べるカブラハバチ類の幼虫 2020/12/02》


《カブラハバチ類の幼虫(セグロカブラハバチ?) 2020/12/02》

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