彼岸に合わせて久しぶりに帰郷した息子を、釣りをしようと薬勝寺池公園に連れ出しました。この公園は面積19.7ha、『とやまの名水』にも選ばれた薬勝寺池を中心とする自然豊かな公園です。
息子が釣りをしている間、池を一周する1.9kmの歩道を歩きました。アップダウンがかなりあり、「歩きで」のある道でした。期待に反して虫などの姿はあまりありませんが、いろいろなキノコが顔を出していました(残念ながら、ほとんどのキノコは同定できません)。
木漏れ日のなか、下草で翅を休めるミドリヒョウモンがいました。 左側の翅にビークマーク(beak mark)のような直線状に切り取られた痕があります。鳥の嘴の攻撃からかろうじて逃げたのでしょうか?
『常喜2002』(確認していません)では、次のようなビークマークの特徴が挙げられているようです。
① V字型の深い切り込みがある
② 翅の一部が直線状に切り取られている
③ 嘴の形に鱗粉がとれている
④ 切れた個所の縁が縮れている
《木漏れ日のなか下草で翅を休めるミドリヒョウモン 2018/09/23》
《 左側の翅にビークマークのような痕があるミドリヒョウモン 2018/09/23》