この公園(東中野一丁目公園)は、すぐ近くに大きな東中野公園(市民プール跡地、近隣公園?)があるためか利用者は少ないようです。高さ30㎝以上の草原になっている部分が多いので、草地の虫たちを期待して足を踏み入れました。草を踏み分け歩いていると、小さな蛾が飛び出しました。追いかけて近づくとまた飛ぶを数回繰り返して撮った写真が、下のものです。
帰宅して写真を見ながら種名を調べます。ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑2』で見当をつけた成虫の写真を手あたり次第見ていきます。今回はシャクガ科の亜科一覧からエダシャク亜科を選び、成虫縮小画像を片端からみていきました。種数339、最中画像296枚の中から選ぶのですが、「似たような種」、「種内変異」、「私が蛾に詳しくなく、好きでない」などから、なかなか決まりません。似たような写真(同じ種の違う個体の写真もたくさんあります)ばかり見ていると、眠くなってきてしまいます。
結論は、ウスオエダシャクでした(自信はありませんが…)。この種名で『虫なび』などほかのウェブサイトの記述や写真も参考にします。
ウスオエダシャクの翅は、明るい灰褐色の地色に3本の茶色の筋が目立ちます。幼虫は、ヤマハギなどマメ科植物の葉を食べます。
《草原のウスオエダシャク 2018/09/24》
《草原のウスオエダシャク 2018/09/24》