庭にやってくるアゲハの仲間は、アゲハとキアゲハです。アゲハはユズやサンショウ、キアゲハはイタリアンパセリに産卵にやってきます。
現在地に引っ越しした際、家人の要望で2年前にユズの苗を植えました(ラベルには「大実ゆず」とある接ぎ木苗)。『桃栗三年柿八年ユズの大馬鹿十八年』とも言われるように実がなるまで年数がかかるようで、元気なうちに収穫できるか気がかりだったのですが、接ぎ木苗の場合は順調にいけば植え付け後3年くらいで結実をするようなので一安心しています。
こういう事情で、生きものとの共存が私の(「家人の」ではありません)家庭菜園の運営方針(薬剤散布は必要最小限以下など)ですが、ユズにつくアゲハの幼虫は例外で、見つけ次第捕殺することにしています。(苗がまだ小さく葉を丸坊主にされると枯れてしまう恐れがあるから…)。
非常に小さな卵や若齢幼虫の段階で処分しているはずなのに、それでも気づくと緑色の終齢幼虫がついていることがときどきあります。可哀そうですが、捕殺します(蛾の幼虫の場合は可哀そうとは思いませんが…)。
同じように、小さな実生のサンショウもアゲハの幼虫に丸裸にされましたが、また芽吹いてきて安心しました。
《ユズの苗についていたアゲハの終齢幼虫 2018/08/23》
《ユズの苗についていたアゲハの終齢幼虫 2018/08/23》
《2年前に庭に植えたユズ「大実ゆず」 2018/08/23》