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やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アキアカネ(交尾)(神通川右岸/富山市萩原)

2018-09-08 15:00:32 | 昆虫類

アキアカネが産卵していた河原の水たまりの付近には、交尾中のカップルが何組かいました。

トンボの交尾の手順は、ヒトには想定外の複雑さです。このことに、私はつい最近までまったく理解していませんでした。
  ① まず、♂が腹端にある把握器で♀の頭か首を挟みます。(いわゆる「おつながり」(連結)で♂が前で♀が
           後ろの状態です。)
  ② 次に、♂は交尾に先立ち、腹部を曲げて、生殖器(腹端近くにある)で作られた精子を腹部の付け根にあ
          る交尾器(副性器)に移します。
  
③ 次に、♀が腹部を曲げ、腹端近くにある交尾器を♂の交尾器に結合させます(これで交尾成立)。この時の
          姿勢がハートのような形になります 。
以上、『トンボの不思議』(新井裕著)を参考にしました。

《交尾するアキアカネ 2018/09/02》

《交尾するアキアカネ 2018/09/02》

《交尾するアキアカネ 2018/09/02》

 今日2018/09/08、図書館で借りた本です。
 1 『地球の歩き方2018~19イギリス』
 2 『女がひとり頬杖をついて』(茨木のり子著)
 3 『わたしが一番きれいだったとき(茨木のり子詩集)』
 4 『茨木のり子の献立帖』
 5 『天翔ける』(葉室麟著)
  ここで、参考までに、私が図書館で本を借りている本ご紹介します。
   ・ 新聞、テレビなどで話題になった本
   ・ 本屋大賞などの受賞作品
   ・ 富山市立図書館One-line LIBRARYの新着情報で紹介されている本
   ・ 気に入った著者の別の本(市立図書館One-line LIBRARYの著者検索で探します)
   ・ 生きもの関係など興味をもった分野の本
   ・ 図書館で紹介されている本
 

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アキアカネ(産卵)(神通川右岸/富山市萩原)

2018-09-08 04:43:33 | 昆虫類

河原の轍に雨水でできた一時的な小さな水たまりで、アキアカネが産卵していました。

トンボの産卵は、 
  ① 「卵を産み付ける物(産卵基質)」……生きた植物、枯れた植物(落ち葉や枯れた枝など)、など
  ② 「卵を産むときの状態」……
 飛びながら産む、止まって産む
                ……♂♀が連結して産む(連結産卵)、♀単独で産む(単独産卵)
  ③ 「卵を産み付ける方法」……離れた
ところからばらまく、接触して置く
などの組み合わせによっていろいろな形式があって、種類によってほぼ決まっています(ウェブサイト『神戸のトンボ/小学校高学年・中学生のページ目次/トンボの産卵を観察しよう』参照)。
http://www.odonata.jp/07jhs/oviposition/index.html

アキアカネは、〈♂♀が連結して〉〈飛びながら〉〈水などに〉〈♀の腹端を打ちつけながら〉産卵します。 

《アキアカネが産卵していた一時的な水たまり 2018/09/02》

 《水たまりに連結産卵するアキアカネ 2018/09/02》

 《水たまりに連結産卵するアキアカネ 2018/09/02》

《水たまりに連結産卵するアキアカネ 2018/09/02》 

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