日本國民が問われている拉致被害者奪還ⅡⅩ

「警察が昨年１２月に北朝鮮に拉致された可能性が排除できない８００数十名の方々を発表しました。
その後、警察は各県警がホームページ上でこの情報を國民に知らせる活動を始めました。同時にDNAの照合作業をやっていくという警察発表がありました。
その後、山本美保さんのDNA偽造事件を受けて特定失踪者のご家族が警察のDNA照合作業に協力していいのかどうか非常に心配されています。
ひょっとして全く無関係の遺体のDNAと自分の家族のDNAが一致したと言われて死んだことにされないだろうかと調査会の方に多くの問い合わせがあったのです。
非常に恐ろしく、大変皮肉な話です」

「警察のやることはこの１０年間拉致救出活動をやってきて、ある程度理解してきたつもりでした。確かに警察の中には一生懸命やっている人もいます。
しかし基本的には保身ありきで、逆にこの問題は片付かない方がありがたいという人達が少なくありません。
特に警察官僚といわれる人達となると、昔のことをほじくり返され自分たちが責任取らされるのはかなわないと考えているケースが非常に多いのです。
警察という所は内輪ではものすごい派閥争いが多い割りには外敵に対しては一致団結する組織です。
特に警察の中でも拉致に関わる警備関係はさらに強い秘密主義で、警察の中でも特別です」


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