日本國民が問われている拉致被害者奪還Ⅴ

「地村さんはこう発言しています。
　『ゴムボートから小船に移されるとき、ポンと投げられました。その瞬間、海に落とされると思いました』つまり殺されると思ったのです。
　『そうしたらそこは小船の中だったのです。誰が何しているのか周囲の様子は全く分かりませんでした。
　　猿ぐつわされて、手錠はめられて、足縛られて、袋の中に入れられて、息をするために袋は少しだけ開いていました。袋から出されたのは母船の船室。
　　そこまで何が起きているのか分かりませんでした』

曾我美幸さんに関しては、娘の曾我ひとみさんと一緒に襲われたがその後の消息は全く分かっていません。北朝鮮は入国もしていないと言っています。
ひとみさんも襲われた後は美幸さんの事は全く知らないと言っています。地村さんも蓮池さん達もお互いにお互いのことを知らないで連れて行かれています。
最初から二人を襲うが、互いに認識しないように連れて行くという作戦だったのです。向こうに着いたとき、相手は日本に残したあるいは日本に返したと言っています。
そこは曾我さんと同じです。そして最初は女同士、男同士で集められて洗脳されます。その後、言うことを聞くようになった後に結婚させられます。
曾我さん達は親子のため結婚はなかったので別の所に連れられたとすれば、ずっと消息を知らなくても彼らの作戦の枠の中にあったということです。
最初から二人を襲いながら二人がお互い気づかれないように連れて行くと言う作戦だったのです。地村さん達はゴムボート2隻だったのじゃないかとも考えています。
横浜に今展示されている奄美沖で沈められた工作船からはゴムボート2隻が発見されています」

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