狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

町の文化人

2019年07月10日 | その他

市町村では、住民の為に文化教室が開催されています。

貧乏老人にとっては、関心のある講座に申し込んでいます。現在は「俳句」と「郷土史」を受講しています。

俳句は、講師の句に感動して入ったわけでなく、それしかないので入りました。講座の講師は、一つの俳句を方々で発表されています。「廻し」ですね。季重なりを指導するだけで、俳句は上達しません。

郷土史の先生は80歳ぐらいの方です。驚いた事に「日本の領土は全て天皇の物である」このように講義の中で公言されています。昨日も確認した所、同様の発言なので、憲法に定める基本人権とか、財産権について質問しました。

すると興奮して、手を震わせているじゃありませんか。

「憲法をここで述べよ。第一条を暗唱しろ」このように興奮して言い出す始末です。しかたなく「貴方が、歴代天皇の名前をここで言ったら言いましょう」このように突っぱねました。

どうも80歳の方は皇国史観の持ち主のようです。憲法の定めるところに従い、懸命に努められた平成天皇などの努力に砂を掛ける発言です。令和天皇にも逆らう意見です。国民の安寧と平和を真剣に祈ってられる姿を知らないのでしょう。

天皇は、憲法の定めから逸脱した存在ではなく、神様でもありません。

田舎の文化教室には、このような輩がいます。