狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

別子銅山の石

2011年10月03日 | 内地の紹介
別子銅山を紹介する施設にマイントピアがあります。ここでガイドをしているボランティアの方に頂きました。
上は銅鉱石です。キラッと光る成分もあります。地下1,000m以上も掘り進み採掘したのです。
下はカラミです。銅精錬の為加熱していました。すると硫黄分が発生し公害の元と生っていました。銅を取り出した後の精錬滓です。
このように何気ない小石から往時を偲ぶことができます。
さて、一番欲しかったのは江戸時代に作られた銅板です。円形や棒状に作られ輸出されたそうです。不純物を含む銅板は古色が付きなんとも言えない美しさでした。骨董店には有りませんか、と聞くとまったく無く、住友の資料としてあるだけだそうです。