狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

保存民家を訪ねて

2010年05月05日 | 内地の紹介
栄村小赤沢地区には古い民家が保存されています。国道405号線よりも見る事ができます。少し拝見しました。
土間が広く畳の部屋は一部屋だけです。仏壇と神棚がありました。いろいろな道具が展示されています。良く解らない道具もありますが、妻の解説でわかりました。
これは「縄を綯う機械」これは「うどんを作る道具」じゃあこれは「莚を編む道具」
妻は江戸時代の人間ではありません。昭和の人間です。
私たちが子供の時に見慣れた道具、使用した道具も赤錆て展示してあるのです。薄暗い土間に佇みながら思われるのは、今使用しているパソコンは何十年か先に展示されるか、でした。
それと国道405号線には滅んだ村が沢山ありました。天保の凶作で一村が壊滅したのです。嶮しい中津川沿いには、その嶮しさに似た歴史があるようです。