シュリマン・バプサヘブ・ブティは赤痢と嘔吐に苦しんでいた。彼の戸棚は特許の取れた新薬でいっぱいだった。だがどれも全く効き目がなかった。彼は下剤による下痢と嘔吐で非常に弱っていたので、ババのダルシャンを受けにシルディに行くことができなかった。
そこでババは彼を迎えに使いをやり、彼をババの前に座らせて言った。「さあ、もう大丈夫だ。下剤は使わなくてよい」そして人差し指を振りながら、「嘔吐も止まるだろう」と言った。さあ、ババの言葉の力を見よ。病は消えて、ブティは良くなったのである。
別の時に、彼はコレラにかかり、大変な喉の渇きに苦しんだ。ドクター・ピラリがあらゆる処方を試みたが、彼は良くならなかった。そこで彼はババの元へ行き、何を飲んだら渇きは癒え、病が治るのかを相談した。
ババは、アーモンドとウォルナットとピスタチオを砂糖入りのミルクの中で沸騰させて煎じるという処方を出した。どの医者も、そんなことをすれば病を致命的に悪化させてしまうと考えたが、ババの命令に盲目的に従い、煎じ出したものを与えると、奇妙なことに病は治ってしまった。