癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
        人生の生き方を学ぶ 癒しの森湯布院

シルディ・サイババ(第四十六章 前置き)

2011-10-23 | シルディ・サイババ

 

  おお、サイ、あなたの御足は恵み深く、あなたを思い浮かべることは恵みであり、カルマの束縛から私たちを解放してくれるあなたのダルシャンは祝福です。あなたの御足はもう私たちには見えませんが、帰依者があなたを信じれば、彼らはあなたから生きた体験を得ることができます。

 

目に見えない捉えがたい糸で、帰依者たちを遠くからあなたの足元へ引き寄せて、優しい愛深い母のように彼らを抱きしめてくださる。帰依者たちはあなたがどこにいるのか知りませんが、あなたはとても巧みに糸を引いているので、あなたが背後で助けてくれているのだと彼らは最後に悟るようになります。利口で賢く博学な人もエゴイズムのせいでサンサールの落とし穴に落ちる。

 

だがあなたは、その力で貧しく質素で信仰の厚い者を救ってくださる。内側の見えないところであなたはゲームをしておられるが、ゲームには関心がない。そのようにしながら、あなたご自身は行為者でないかのように振舞う。あなたの生涯を知るものは誰もいない。私たちにとって最良の道は、私たちの身体や言葉や心をあなたの足元に委ね、私たちの罪を打ち砕くために常にあなたの名前を唱えることだ。

 

あなたは帰依者の願いを叶えてくれ、何の欲も持たない者には、最高の至福を与えてくれる。あなたの美しい名前を唱えることは、帰依者にとっても一番簡単なサーダナである。このサーダナによって、私たちの罪、ラジャス、タマスの性質は消え、サットヴァの質と正義が優勢になり、これに伴い識別力や平静な心、知識がやってくる。すると私たちは自己と私たちのグル(一つであり同一)の中に留まるのである。これがグルに完全に身をゆだねるということである。

これを行っていると確実に、私たちの心は静まり平安になる。こうして全てを委ねること、信仰心、知識の素晴らしさは比類がなく、平和、無執着、名声や救いなどが続いてやってくるのである。

  ババが帰依者を受け入れると、ババは昼となく夜となく、家にいようと海外にいようと、彼の後についてゆき彼の側に立つ。帰依者の好きなところへ行かせ、ババは何らかの形を取って思いもよらない方法で、彼より先にそこへ現れるのである。次の物語はこのことについて記したものである。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シルディ・サイババ(木製の... | トップ | シルディ・サイババ(ガヤへ... »
最新の画像もっと見る