今回、九州地方と近畿地方にもたらした雨被害は悲惨であった。未だに高速道路は全面開通出来ず生活に支障が出ているようであるが?どうしてこのような雨災害が起こるのか?今朝早く起き山を散策して来た。
一部の高速道路は一週間過ぎても通行止めになっている。
3連休で癒しを求め多くの人が湯布院を訪れるのであるが、観光地から見る山の景色は緑一色で心を和ませてくれるが、それは、あくまでも視覚の一点でだけしか判断をしていない。ゆえに観察とは違うのである。自然の山や森は観察しないと成り行きや人間との係わりは理解出来ないであろう。
湯布院には多くの観光客が押し寄せて来るのであるが、自然の観察はすることなく、見るだけで通り過ぎて行く。
小動物達は山の環境の変化により住処を追われ、里まで下りて来て農作物に多大な損害を与えるのであるが、小動物達が与える損害より、はるかに自然災害の被害は大きいのであるが、元は人間のエゴから始まっており、それが人間に警告として戻って来ているだけである。
一歩山の中に入ると立派な林道が出来ている。
その実態は植林だらけである。植林した森では水を蓄える能力はない為に一たび大雨が降れば大洪水を起こす。
植林された木々の間で一生懸命頑張っている雑木であるが・・・
いずれ切り倒され牧草地に変わるかも知れない。
その結果共生菌である微生物は絶滅して山は禿げ山となりいずれは、死に山になってゆく。人間も同じで微生物が死滅すると一部は健康であっても、一部は死んでゆく。
それを少しでも食い止めようと雑木を植えているが焼け石に水である。
昨夜、癒しの森で大騒動があった。夜中の12時ごろごそごそとする音で起されたのである。その音の正体はどうやら近くに巣をつくったアナグマの親子の活動する音のようである。アナグマ達は夜行性である。夜畑の柵の下を掘り畑地に侵入する。もっとも悪さをするのはハクビシンと聞いている。このハクビシンはスイカなどが大好物でスイカを植えると寄って来て、ひとつづつ叩いて割り遊ぶのかカラスが突いたように穴が開いている。
因果応報であろう。人間が山の神である熊等を乱獲し山は荒れ放題である。見た山はキレイであるが、良く観察すると植林林である。植林の多くは、真っすぐ伸び、節が少ないように改良された、杉やヒノキである。
アステムとは、輝源を発売している創建の親会社で年商4,500億円の医薬品問屋である。その企業が年商10億にも満たない、山のものか海の物かわからない輝源を何故売っているのか?分かる人にはわかるのである。人間は微生物によって生かされている事を知っているのある。それが将来自然を救い人間を救う事を知っているのである。それがわかる人がトップだから企業は繁栄するのであろう。
森林は目に見えない微生物により形成されているのであるが、これら植林された木々とは共生できない自然のシステムが存在している。これが神が創った惑星である地球なのであるが、人間のエゴにより、微生物と共生出来る雑木林は伐採され植林や牧草地になっている。
酸性雨やPM2,5により山の松は枯れ、松茸は絶滅してしまった。これは人間に警告を与えているのである。マッタケは菌類である。菌類を成長させるのも菌類である。その菌類が住めない大腸の環境になると人間は病気になり、山ははげ山になる事を神は教えているのである。