タティアは言いました。「母にした約束なんかどうでもいいのです。あなたが言った事なんかどうでもいいんです。私達にはあなたが必要です！ 私を今殺してください。どうか戻って来てください」
ババは言いました。「いや、もう時間だ。マザーディバインが呼んでいる。旅立つ時が来た。さらばだ」そうしてババは旅立ちました。その後、世界はババの偉大さを知り始めたのです。ババが生きている時は、誰もがババのことを頭のおかしな、へんな人と扱っていました。
・高次元を目指すために９
ババの最後には、女神さまが呼んでいるから旅立つと書かれています。人間死ぬときには、お迎えが来るのでしょうが、来ない人もいるのですね。死んで肉体はないのに、自分は生きていると思っている霊がいるのですね。この霊があの世とこの世を彷徨い続ける家（肉体）の無い魂という事になります。住む家が無いので、雨、風を防ぐことも出来ず、体は冷え、周りは薄暗く、光のない世界に耐えることが出来なくなり、人の家に侵入しようと、あの手この手で近寄って来るのでしょう。
この霊は、自分が死んでいる事を知らないわけですから、誰かが教え、成仏（死んでいる事を自覚）して頂かなければなりません。その苦しさを知って欲しい為に、生前中関係があった、親、兄弟、親戚、友達と知る限りの方を訪れ訴えているのです。その訴え方が、生きている人の障害となっています。霊にしてみれば、生きている人より、自分の苦しさを分かって頂く手段ですので、相手が困ろうが、知った事ではありません。
その霊の魂を鎮める為に、お経をあげたり、説法で鎮めようとしているのですが、その霊に信仰心がなければ通じません。その霊を説得するには、霊界に行って直に教えなければならないので、その使者が必要となります。私たちは、ババやブッダにお願いしているのですが、お願いするだけでは、神は動きません。神に強く自分の考えを伝え、道理に合った事でなければ、いう事は聞いて頂けないでしょう。どれだけ真剣かを分かって頂く必要があります。その伝え役（メッセンジャー）が火の神のアグニー神なのです。
何かお願いする時は、まず行動を起こさねばなりません。これは自分が本気である事をアピールするための行為であって、神に頼るだけでなく、自分も汗をかき、リスクを負うと言う事が必要という事になります。
今から行おうとしている事には、多くの障害があるのです。先ずは、土地が私の土地では無いという事です。この土地の横には、旧地主のお墓と慰霊碑と無縁仏のお墓があると言う事です。旧地主は、お墓詣りの駐車場なので、売らなかった土地なのです。地主が生きている時に、買取の話をしたのですが、値段の開きが大きすぎ決裂したまま死んでしまいました。その娘さんが、相続したのです。その娘さんとは、良い関係が出来ているので、その内買い取る事は出来ると思いますが、兄弟間の問題（遺産相続）があり、今の所話が進んでいません。
そのような状況でも私はやります。その決意を示すために、昨日サドゥ小屋（まだ許可は得ていません）を建てるための単管パイプを２０本買いに行きました。そして炉を燃やすための、木の確保を始めました。これらを行う事でサンカルパの力は増して行きます。
普通の人は、お墓の横は嫌がるでしょうが、私は全然気にしません。このお墓の周囲には浮遊霊が何体も彷徨っているとの事です。「お前、こんな所に良く住んでいられるな～、うじゃうじゃいるじゃないか」これは１０数年前、霊が見える知りあいが言った言葉です。その人は、その後自殺しました。ゆえに見えない方が良いのです。見えなければ怖くないのです。よし、俺が毎日火を焚いてマントラを唱えて、この霊たちを成仏してやろう。チャンスだ ！ いずれこの霊たちが、応援してくれるようになるだろう。・・・・・・これには仏教の教えが証明しているのです。無縁仏に花一輪捧げるだけで、その霊は歓喜の喜びを得ると教えられているのです。・・・・・・いろいろの条件が重なり、無理だと思う人には、無理ですが、出来ると思う人には、その願いが神に通じ、障害を一つずつ取り除いて頂けると信じています。そのためには、先ず行動で意志を示す事だと思っています。図面を書いたり、思い念じ続ける事が必要と思います。
