癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO659・・・来日3回目

2022-06-28 | 聖者

 インドでいろいろの事が起こっている中、スワミ3回目の来日が実現する。今回のメインは子宮回帰と言われるホーリーウームチャクラの伝授である。今回は非常に重要な行であると共に今後を見据えた場合、何らかの形を持って日本に恩恵が与えられる事を考えていた。私たちは、通訳のセット(インドの聖者を知る第一人者)を入れて話し合っていた。

 

 スワミが今の様に、大伝法を次から次に与えていたら、そう長くは続かないであろう。いつかピークかはわからないが、取れるものは今の内に貰っておくべきだろうとの結論に達した。スワミのエネルギーが10トン車のバッテリーなら、一つの大伝法でどれくらいのエネルギーを使うのか?それを人数で足していくと大体の目安はつく。この計算式はセットの知識といろいろな聖者から入手した情報に基づくもので、後から振り返ってみたら間違いなかった。

 

 弟の死や、他のアシュラムの妨害やスワミの口から出てくる言葉や、やがて起こる結婚などを考えると、ピークは25~28歳くらいでは無かろうかと推測された。当時スワミは25歳くらいであったので時間がない。そこで、今回行われるホーリーウーム、チャクラの伝授は重要である。そこで私は、難しいであろう交渉をした。スワミ「私達、日本人は、ババのシンボルタワーの建設資金の協力を行っており、そのために、多くの人は、高いプログラムを受講してきました。多くの人は、このままでは出す一方で、将来に不安を感じるようになっています。まだ、今後も建設資金の協力をせよというのでしたら、日本の生徒に教えの許可を出して欲しい。今回のホーリーウームチャクラの教えは最適と私は思っています。この教えを広めるためにも、許可を出して欲しい。その教えにおいて収益を得た人々は、建設資金の協力金としてドネーションして頂けるでありましょう。」

 

 スワミは、最初は渋った。当然でありましょう。これは、スワミが小出しにしてきた教えであり、スワミの教えの根幹を為すものである。ゆえになかなか「OK」とは言わない。が、スワミがミラクルと教えをババに授かり、神の世界から下生して来た目的は、ババのシンボルタワーの建設の為である。それを果たすには、日本人グループに頼る以外ない。半分は脅迫である。このために抜け殻になっても本望であろう。

 

 神の世界には四段階あると言われている。塵の集合体が無尽に重なり合って宇宙は形成されている。その無尽の集合体を束ねているのが、集合体の中心に座する「大霊」と言われる中心の神である。その無限の集合体の一つの環がババファミリーとすれば、その中心に座位するのは、ババでそのババを補佐しているのが、三重の環になる。ゆえに神の世界に到達し中心になるのも目的であるなら、四段階目から三段階目を目指さなければならない。

 

 神の世界には、人間界の出世競争のようなものは存在しないのであるが、多くの人々を助けるのが神なら、自分も多くの人を助けたいのは当然であろう。そして、小さな輪の中心のババはなおさらであろう。天界と言われる神の世界に入ると地上に住む人々の苦しみを嫌というほど知る事になる。塵になる事が出来ず、地獄界で苦しんでいる者を見るたび心を痛めるが、全員を救ってあげることは出来ない。ゆえに救ってあげることが出来ると最上の喜びを知る。その喜びをもっともっと高めるためには、困った人々に振り向けるエネルギーが必要となる。そのエネルギーの元は、ババを慕う人を増やし、その人々から送られてくる、感謝のエネルギーを増やす事である。

 

 あっちからもこっちからも「ババ様どうか、お願いします」と縋って来るが、全ての人を救済するだけのエネルギーがない。もっと人々を助けたい。これが見返りを期待しない神の欲である。神の世界の四段階目に呼ばれた神は、神の世界では新参者である。三段階目を目指すにはババの命令は絶対である。ババが言う「カレシュワーラ・・・お前にミラクルの力と教えの雫を与えるので、もう一回人間界に戻り、人々をフックして来なさい」は!はあ~!であろう。

 

 そして、多くの人々をフック(ババの信者にする)するために、ババのシンボルタワーの建設が命じられる。このシンボルタワーが完成しなければ、神の世界に戻っても三段階目の椅子に座る事は出来ない。出来ないといずれまた違う使命をもって、地球に下りてくる。これが生まれ変わりと言われるシステムである。ゆえにスワミもいずれ形を変えて降りてくるだろうが、いつかは誰にも分らないし、どこの国に生まれるかもわからない。

 

 結果的に、シンボルタワーは完成しなかったのであるから、また、いずれどこかで会うかも知れない。な~んか、懐かい匂いのする人に出会うかも知れない。「袖触れ合うも何かの縁」である。それが、自分の子供かも知れない。隣の子供かも知れない。学校の先生かも知れない。それが神縁だったら、その人を困らせますか?自分の師であったかも知れないし、自分の親であった人かも子供であったかも知れない人を困らせますか?

 

 スワミは、私に前世では、私の父親であったと言った時がある。それゆえに、私はお前の言う事は聞かねばならないとも言った。それが、どの前世かは知らないが確かに言った。私が約10年間、無理難題を押し付けたり、時には大変強い口調で文句を言ったりしたが、結果は使命を果たし終える時期までは、首にはならなかったことで証明されている。当時の私とスワミの交渉は死闘であった。食卓のテーブルを叩きながら交渉した時もあった。これは歴史上あり得ない交渉であった。ウッシー、正観、セットは自分の目と耳で事実を見続けた。他の者は、陰では、ぶつぶつ言うがスワミの前に来たら借りて来た猫状態であった。いつも少数が陰で文句を言うので、スワミに直言する場を作ったが、皆逃げた。スワミ、そんな意味で言ったのではないのですよ。私は永遠にスワミに着いていきます。???スワミは3枚舌で生徒は2枚舌、これが人間の実態であることを知り尽くして行くのです。

 最終的には、許可を取り教えが始まったのであります。この価値ある内容は次回書きます。


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