まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

千石コートハウスに感謝

2021-08-24 12:09:23 | 建築・都市・あれこれ  Essay

足掛け25年間お世話になった千石コートハウスから引っ越しました。

千石コートハウスは槇事務所の大先輩福沢健次さんの設計。500㎡の敷地に容積率200%で、1000㎡程度の建物。地下一階、地上4階のコートハウスです。コートは地下一階にも彫りさげられ、私たち地下の住人にもうまい具合に光と風を入れてくれました。都市建築の名作だと思います。

くしくも引っ越しの最終日が、福沢健次さんのお通夜の日となってしまいました。公私ともに本当にお世話になりました。有難うございます。

新しい事務所は、調布市多摩川。千石コートハウスのように、アーバニティあふれる洗練された建物ではありませんが、ともかく各自の仕事スペースは確保。狭くなりましたが、平行定規付きの製図版だけは手放せず、しょってきました。

自宅からは自転車通勤となります。昔通ったテニススクールのご近所、子供と多摩川で釣りをするときに餌を仕入れていた釣具屋さんもすぐ近くです。


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