まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

まちキネでタイタニックの3Dをみました

2012-04-30 00:26:32 | 建築・都市・あれこれ  Essay

食べかけで申し訳ありません。まちキネヒラボク食堂のとんこつラーメンです。

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横にあるのは2周年記念の上映チラシ。

    

「ひまわり」、「ニューシネマパラダイス」と続きます。何度も見たい映画ばかりです。最後の週には「死刑台のエレベーター」がきます。チラシの中で唯一モノクロームのカットです。

    

「ひまわり」は、一面に広がるひまわり畑のシーンのバックに流れるヘンリーマンシーニの美しい旋律が悲しい物語を暗示します。

    

ニューシネマパラダイスでは、主人公である映画監督の少年時代の一シーンが思い出されます。それは「親友」だった映写技師が少年の学校で何かの試験を受けるシーンです。学校に行けなかった映写技師を少年がからかいながらも手助けします。そのときの少年のちょっとずるく、いたずらっぽい表情がなんともイタリア映画的魅力です(といっても映画はイタリアとフランスの合作)。ピエトロジェルミの「鉄道員」や「ひまわり」のデシーカの「自転車泥棒」、サンペーリの「青い体験」など芸達者の少年たちがイタリア映画では印象的です。

   

死刑台のエレベーターはなんといっても冒頭の望遠レンズでの殺人現場のカットです。マイルスデイビスのトランペットにより、ジャズが都会的な洗練された音楽でもあることを教えてくれました。ジャンヌモローも存在感がありますね。

  

藤沢周平記念館にも「死刑台のエレベーター」のレーザーディスク(だと思います?)が展示されています。藤沢周平氏はこの映画のどういうところがお好きだったのでしょうか。ちなみにその隣に展示されているのが「かくも長き不在」、そして記憶に間違いがなければドクトルジバゴのビデオもあった筈。

   

     

最後になってしまいましたが、3週目には「セーラー服と機関銃」も登場します。あいにく私は見ていませんが、鶴南OBの冨樫森監督が師事した相米慎二監督の作品(このあたりのことはまちキネを立ち上がりから支援しておられるシネマパーソナリティ;荒井幸博さんの受け売りです)です。


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