北八ヶ岳を横断するメルヘン街道を登りきって、麦草峠に着いたのは午前7時40分。麦草ヒュッテの周囲には幾つかの無料駐車場がある。車を止め、手早く身支度を済ませてから朝食をとった。
朝靄は晴れては来たものの、空には雲が多い。この地は2100mをこえる標高だが、思ったより空気に肌寒さを感じない。8時を過ぎたところで持ってきた薄手のセーターは車に残し、ヤッケを着こんで出かけることにした。
麦草ヒュッテの右脇を通って軽く登っていく。シカ除けのフェンスが設けられてあった。もうすでに霜の落ちる季節なのか、高原の花は枯れ落ちてしまったようで殆ど見当たらない。
ゴゼンタチバナの実
ハハコグサ
倒木を覆う青苔がきれいだ
シラビソやコメツガの針葉樹の森の中を歩いていると、時折はっとするような紅葉に目を奪われる。
30分ほど歩いたろうか。そろそろ池が近くなってきたようだ。針葉樹から白樺やダケカンバなどの広葉樹が多くなってきた。
歩き始めて30分、木々の間から白駒池が見えてきた。
白駒荘が見える。早くも数人のカメラマンが三脚を立てているのが見える。
ドウダンツツジの目を灼き尽くすような紅葉が何とも派手だ。
池を反時計回りに歩き、白駒荘前までやってきた。十数人の人が穏やかな談笑を交わしながら憩っている。
生憎の空模様だ、予報では昼にかけて晴れ間が差すというのだが……。
池を回っていくごとに光線が変わるのか、色合いも微妙に変化していくが面白い。
対岸の白駒荘が見える所まで回ってきた。この辺りは駐車場が近いせいか、人の数が少しずつ増え、街の喧騒をそのまま持ち込む観光客が大声を交わしている。
池の水面の色が変わっていくのは、水の中に生える水草のせいもあるのだろうか
池一周はゆっくり歩いても30分はかからない。一周して青苔荘のところまでやってきた。風情のある小屋だ。小屋の前で見頃を聞かれた主人が「見頃はいつかと聞かれたって、場所にも木にもよるからねぇ、そんなことは言えねぇよ」と笑いながら観光客に向かって話していた。
この後は池を離れ、再び駐車場まで戻った。
朝靄は晴れては来たものの、空には雲が多い。この地は2100mをこえる標高だが、思ったより空気に肌寒さを感じない。8時を過ぎたところで持ってきた薄手のセーターは車に残し、ヤッケを着こんで出かけることにした。
麦草ヒュッテの右脇を通って軽く登っていく。シカ除けのフェンスが設けられてあった。もうすでに霜の落ちる季節なのか、高原の花は枯れ落ちてしまったようで殆ど見当たらない。
ゴゼンタチバナの実
ハハコグサ
倒木を覆う青苔がきれいだ
シラビソやコメツガの針葉樹の森の中を歩いていると、時折はっとするような紅葉に目を奪われる。
30分ほど歩いたろうか。そろそろ池が近くなってきたようだ。針葉樹から白樺やダケカンバなどの広葉樹が多くなってきた。
歩き始めて30分、木々の間から白駒池が見えてきた。
白駒荘が見える。早くも数人のカメラマンが三脚を立てているのが見える。
ドウダンツツジの目を灼き尽くすような紅葉が何とも派手だ。
池を反時計回りに歩き、白駒荘前までやってきた。十数人の人が穏やかな談笑を交わしながら憩っている。
生憎の空模様だ、予報では昼にかけて晴れ間が差すというのだが……。
池を回っていくごとに光線が変わるのか、色合いも微妙に変化していくが面白い。
対岸の白駒荘が見える所まで回ってきた。この辺りは駐車場が近いせいか、人の数が少しずつ増え、街の喧騒をそのまま持ち込む観光客が大声を交わしている。
池の水面の色が変わっていくのは、水の中に生える水草のせいもあるのだろうか
池一周はゆっくり歩いても30分はかからない。一周して青苔荘のところまでやってきた。風情のある小屋だ。小屋の前で見頃を聞かれた主人が「見頃はいつかと聞かれたって、場所にも木にもよるからねぇ、そんなことは言えねぇよ」と笑いながら観光客に向かって話していた。
この後は池を離れ、再び駐車場まで戻った。