野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

水元公園ー彼岸花のある風景

2010-10-03 | 公園
 花菖蒲以外の季節に水元公園を訪ねるのは初めてだった。



 公園の中を流れる用水は緑の川となっていた。



 グリーンプラザの裏手にミニ植物園がある
シュウメイギク



 サイシュウヤマラッキョウとあった。






 ダンギク




 カリガネソウ



 水生植物園の一角へ






 小さな田んぼには手製の案山子があった






 ヒガンバナは真紅で押しつけがましいほど派手な色形をした花なのだが、花期が短いので何故か許せるような気になる。







 チカラシバに纏わりついて






 バードサンクチュアリ。ササゴイがひっそりと佇んでいた。



 チュウサギ、すぐ脇を通ったのにそのまま逃げずにいてくれた、なんか嬉しい。



 記念広場から水元大橋



 ほんの少しだけ紅葉を始めたメタセコイアの森




 文字通り彼岸に咲いた彼岸花







 自転車に生活道具一切を乗せた老人、視線の先に何を見つめているのだろう



 橋を渡って花菖蒲園の辺りまで来た。













 暗い水たまりを背景に真紅の花が妖艶さを増す



 風が止み、空気も熱を失い、少しずつ色を帯びてきたようだ。









 こんな黄昏時にはブルースが聞きたくなる。例えば今年の初めに死んでしまった浅川マキの唄った「セントジェームス病院」のような、魂に切なく響くブルースがたまらなく恋しくなる。