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東日本大震災 液状化訴訟 住民が敗訴 東京地裁 造成業者の予見性否定

2014-10-08 23:39:37 | 訴訟

東日本大震災による液状化で被害を受けた千葉県浦安市の分譲住宅地の住民ら36人が「宅地造成の際に地盤改良を怠っていた」として、三井不動産などに総額8億4千万円余りの損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は8日、住民側の請求を棄却した。

 

三井不動産側が液状化被害を予測し、地盤改良工事の義務があったかどうかが主な争点だった。

松本利幸裁判長は「震災ほどの規模の地震が発生し、液状化が起こると予測するのは困難だった」と判断した。

 

原告側によると、同種の集団訴訟は複数起されており、判決は初めてとみられる。

原告は浦安市の「パークシティ・タウンハウスⅢ」の住民。

三井不動産が埋め立て地を造成して1981年に分譲を始めた。

棟続きのタウンハウスが計70戸あり、震災による液状化で建物が傾いたほか、共用部分の庭や駐車場が陥没したり、給水管が破損したりするなどの被害がでた。

 

松本裁判長は住宅の分譲、引き渡しが終わったのが82年で、賠償請求権がなくなる20年の「除斥期間」も既に過ぎていると判断した。


ひまわり8号打ち上げ成功 気象衛星 災害予防、来夏に運用

2014-10-08 22:41:35 | 宇宙センター

気象庁の次期気象衛星ひまわり8号を搭載したH2Aロケット25号機が7日午後2時16分、鹿児島県南種子島にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

約28分後には太平洋上で予定通り衛星を分離するのに成功した。

 

気象庁によると、8号に搭載するセンサーの性能は大幅に向上し、観測の回数も増加する。

このため、豪雨をもたらす雲や台風の動き、噴火後の火山の降灰監視など、災害の予防にも貢献すると期待されている。


日本人3人ノーベル物理学賞 青色LED開発 暮らしに恩恵省エネ証明

2014-10-08 11:13:59 | ノーベル賞

スウェーデンの王立化学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を、省エネで長寿命の照明に使われる青色の発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇・名城大終身教授(85)、天野浩・名古屋大教授(54)、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)の3人に授与すると発表した。

 

日本人のノーベル賞受賞は、12年の医学生理学賞の山中信弥京都大教授(52)から2年ぶりの快挙で計22人、物理学賞は10人となる。

物理学賞の3人を日本人が独占したのは08年以来2回目で、日本の物理学の実力を内外に示した。

 

LEDでさまざまな色を表現する道が開け、屋外の大型ディスプレーや信号機が実用化された。

レーザーは、DVDより大容量のブルーレイディスクを可能にした。

黄色の蛍光体と組み合わせた白色LEDは、白熱電球や蛍光灯に替わり急速に普及、高い節電効果を挙げている。

 

授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金計800万クローナ(約1億2千万円)を3氏で等しく分ける。