理化学研究所は19日、東京都内で記者会見を開き、小保方晴子氏(31)が担当したSTAP細胞の有無を調べる実験でも細胞は作製できず、実験を打ち切りとする検証結果を正式に発表した。
STAP論文が撤回され成果は科学的に白紙となっているが、細胞の存在自体も根拠が失われた。
・・・・・・・・・・・・・・・小保方氏コメント全文・・・・・・・・・・・・・・
どのような条件下であっても必ず十分な結果をと思い必死に過ごした3か月でした。
予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております。
私の未熟さゆえに論文発表・撤回に際し、理化学研究所を始め多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことの責任を痛感しておりお詫びの言葉もありません。
検証終了を以って退職願を提出させていただきました。
最後になりますが本検証実験にあたり検証チームの皆様はじめ、ご支援・応援してくださった方々に心より御礼申し上げます。
2014年12月19日 小保方晴子
以上、小保方氏のコメントで「予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれます」とあり、STAP細胞の確認ができなかったことは残念でならない。
前途ある若者なので、退職してもこれにこりず、前向きに新らしい人生を歩まれることを期待したい。