【エルサレム時事】トルコからの報道によると、ダウトオール首相は29日、トルコ軍が撃墜した(24日)ロシア軍機の乗員の遺体をロシア側に返還すると明らかにした。
遺体は「28日夜にシリアとの国境で受け取った」といい、トルコ南部ハタイ県でロシア当局者に引き渡す予定。
欧州連合(EU)との首脳会合のためブリュッセルに向かう前、アンカラの空港で記者団に語った。乗員の遺体引き渡しは、ロシア側の要求を受けた措置という。
前日のインタビューでは「“絶対王者だぞ”と自分に言い聞かせた」と話していた。“絶対王者”とは-と問われると「五輪のマークをみたり、演技の前に 300点を取りたいと思って揺らいでるようでは絶対王者じゃない。僕にとって、理想の王者は(トリノ五輪金メダリストの)プルシェンコ選手。憧れだし、絶 対のヒーロー」。もう超えたのでは?という問いには「今とは採点方法が違う。彼には彼のプログラムがあって、僕には僕のプログラムがある。でも、オーラ だったり、強さだったり、そういう雰囲気が僕の憧れ。彼のような唯一無二の存在になりたい」と、目を輝かせながら話した。
12月には男子史上初の3連覇の期待が懸かるGPファイナル(スペイン、バルセロナ)に出場。スケートカナダで敗れたチャン(カナダ)や、日本の新鋭、 宇野昌磨(中京大)らライバルがそろうが、「他の選手は関係なく、自分の記録だけじゃなく、自分の演技を超えられるように頑張りたい」と、さらなる飛躍を 誓った。
国際大会「プレミア12」は21日、東京ドームで3位決定戦が行われ、侍ジャパンはメキシコと対戦。山田の2打席連続アーチなど本塁打攻勢を掛け11―1で7回コールド勝ち。19日の準決勝で韓国に逆転負けを喫した侍ジャパンだったが、最終戦は白星で締めた。
侍ジャパンは序盤から打線が爆発した。初回、3番山田のソロで先制。2回は相手失策で1点加点した後に山田が2打席連続となる本塁打を放った。その後も5番中田と7番松田が2ランで加勢。この回2死から7点を奪いリードを一気に広げた。
8―1の6回には6番平田がタイムリー。7回には1番秋山が無死一塁から“サヨナラコールド”となる2ランを放ちゲームを決めた。
先発の武田は危なげない投球で3イニングを1安打無失点。2番手・菅野はソロを浴びたが3回1失点で繋ぎ、山崎康も1回を無失点と盤石リレーでメキシコ打線を封じた。
▼「プレミア12」のコールドゲーム 5回以降15点差以上、また、7回以降10点差以上の点差がついた場合、その時点で試合終了となる。コールドゲームは3位決定戦には適用されるが、準決勝、決勝では適用されない。
◆プレミア12 ▽準決勝 日本3―4韓国(19日・東京ドーム)
日本と台湾で初開催される国際野球大会「プレミア12」の準決勝が行われ、B組1位の日本は9回、3点差をひっくり返され3―4で同3位の韓国に逆転負 け。先発・大谷が7回1安打無失点で韓国打線を封じ込んだが、9回に則本がつかまった。日本は21日の3位決定戦に回ることとなった。
若き剛腕が再び韓国の前に大きな壁となり立ちはだかった。先発・大谷は初回から160キロをマークする最高の立ち上がり。4回2死からは5者連続三振を奪う圧巻の奪三振ショーを披露。
打線は4回1死一、三塁、平田が三遊間を破るレフト前へ適時打で待望の先取点。相手のミスで1点を追加すると、1死満塁から坂本の右犠飛でこの回3点を奪った。
大谷は7回、先頭の鄭根宇にセンター前安打を許すまで、ノーヒットノーランの圧巻の投球。大谷はこの回を投げ終えたところで、マウンドを降りた。7回を投げ85球。1安打無失点1死球11奪三振だった。
8回から2番手で登板した則本が、3点リードの9回に3連打で1失点。さらに1死満塁とし降板。3番手・松井裕が押し出しで1点差に迫られ、なお無死満塁。4番手・増井が李大浩にレフト線へ適時二塁打を許し、勝ち越しを許してしまった。
何とか追いつきたい打線だったが、試合はそのまま終了。まさかの逆転負けを喫し、初代王者の夢は消えた。
報道官は、辺野古移設に関し「最終的には沖縄の人々にとっても最大の利益になる。実現できるよう日本政府と引き続き緊密に協力していく」と強調した。