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秋田の4人殺害、いまだ捕まらない主犯の大型人食いグマ

2016-06-18 03:11:21 | 事故

6月17日(金)15時20分配信

秋田の4人殺害、いまだ捕まらない主犯の大型人食いグマ

射殺された雌のツキノワグマ

 秋田県鹿角市の山林で、タケノコ採りの男女4人が相次いでツキノワグマに襲われ、死亡した事故は、地元住民をはじめ、関係者に大きな衝撃を与えている。
 これまで戦後最悪の熊害とされたのは、1988年に山形県戸沢村で起きた同一のツキノワグマによる3人殺害のケース。タケノコ採りに山に入った60代の男性が5月、クマに襲われ、死亡。その約4か月後の10月上旬には同じ山中でクルミ採りの50代女性とクリ拾いの50代女性が相次いで襲われ、殺害された。
 3人にはクマに食べられた痕があった。地元の猟友会員らが山狩りを行い、現場近くで体長約1メートル40、体重80キロの5歳の雄グマを発見し、射殺した。
 このときは約4か月の間に3人が犠牲になったが、今回はわずか20日の間に4人が相次いで襲われ、殺害されている。単一のクマではなく、複数頭のクマが一緒になって人を食べている可能性がある点も、これまでの熊害事件とはまったく違う。
 現場では一体、何が起きているのか。
 現地を2回にわたって調査したNPO法人「日本ツキノワグマ研究所」(広島県廿日市市)の米田一彦理事長(68)は、地元猟友会が射殺した体長約1メートル30、体重70キロの雌グマは4人殺害の“主犯”ではないと主張している。13日午後、4人目の犠牲者が出た現場近くの農地を移動する体長約1メートル50、推定体重約100キロの大型のクマが目撃されており、このクマこそが“主犯”ではないかと見ているからだ。
 鹿角市の頭文字を取って「スーパーK」と米田さんが名づけたこの大型グマが4人を次々に襲い、殺害。射殺された雌を含む3~4頭が遺体を食べたのではないか――。人肉の味を覚えたクマは人を食べ物と認識し、再び襲う恐れがある。凶悪な大型のクマ、スーパーKは捕まっておらず、米田理事長は「危険はまだ去っていない。クマの生息域には絶対に近づかないでほしい」と警鐘を鳴らしている。

凍らない凍土壁に原子力規制委がイライラを爆発「壁じゃなくて『すだれ』じゃないか!」

2016-06-12 22:09:21 | 事故

6月12日(日)16時30分配信

凍らない凍土壁に原子力規制委がイライラを爆発「壁じゃなくて『すだれ』じゃないか!」

 「本当に壁になるのか?壁じゃなくて、“すだれ”のようなもの」

 「壁になっているというのをどうやって示すのか? あるはずの効果はどこにあるのか?」

 東京電力福島第1原発で汚染水を増やさないための「凍土遮水壁」が運用開始から2カ月たっても、想定通りの効果を示さない。廃炉作業を監視する原子力規制委員会は、6月2日に開かれた会合でイライラを爆発させた。

 凍らない部分の周辺にセメント系の材料を入れるという東電の提案に対しても、規制委側は「さっさとやるしかない」とあきれ果てた様子。約345億円の税金を投じた凍土壁の行方はどうなってしまうのか。

 会合は、冒頭からピリピリと緊迫した空気が漂っていた。

 東電の担当者は2分間程度の動画を用意していた。凍土壁が凍っている証拠を視覚的にアピールするため、地中の温度の変化を動画でまとめていたのだ。

 ところが、規制委の更田豊志委員長代理は「温度を見せられても意味がない。凍らせてるんだから、温度が下がるのは当たり前。動画とか、やめてください」とバッサリ。東電の担当者は遮られたことに驚いた様子で、「あ、はい、分かりました。はい。それでは…」と次に進むしかなかった。

 ■セメント注入、それでも「凍土壁」か?

 規制委側から質問が集中したのは、最初に凍結を始めた海側(東側)の凍土壁の効果だ。

 地中の温度は9割以上で氷点下まで下がったが、4カ所で7・5度以上のままだった。さらに、壁ができていれば減るはずの海側の地盤からの地下水のくみ上げ量が、凍結の前後で変わっていないことも判明した。

 更田氏は「『壁』と呼んでいるけれども、これは最終的に壁になるのか。壁じゃなくて『すだれ』のようなもので、ちょろちょろと水が通るような状態」と指摘した。

 地下水のくみ上げ量も減っていないことについて、「あんまりいじわるなことは聞きたくないが、これは当てが外れたのか、予想通りだったのか」と東電の担当者を問いただした。

 セメント系の材料を注入し、水を流れにくくする追加工事が東電から提案があったものの、これではもはや「凍土壁」ではなくなってしまい、仮に水が止まっても凍土壁の効果かどうかは分からなくなる。

 検討会はこの日、追加工事に加えて、凍土壁の凍結範囲を拡大し、海側に加えて山側も95%まで凍結する計画も了承した。だがそれは、凍土壁の効果や有用性を認めたというわけではない。「安全上の大きな問題はなさそう」だから、どうせ温度を下げるなら、早いほうがいいという合理的な判断だ。

<車ダム転落>ドーンと音響き…「車から出ろ」同僚らが救出

2016-05-30 01:00:19 | 事故

5月29日(日)22時16分配信

<車ダム転落>ドーンと音響き…「車から出ろ」同僚らが救出

ガードレールを突き破って滝畑ダムに転落した車(右下)を調べる消防隊員ら=大阪府河内長野市で2016年5月29日午後5時23分、本社ヘリから加古信志撮影

 静かなダム湖のほとりに「ドーン」という大きな音が響き渡り、府道をはずれたワゴン車が約10メートル下の水面に転落した。滝畑ダムに車が転落し、バーベキュー帰りの5人が死亡した事故。同僚らがダム湖に飛び込み、「頑張れ」「早く車から出ろ」などと必死に声をかけて乗っていた人たちを救出、水面の上に一部が出ていた車体の上で心肺蘇生を続けた。

 ダム湖をはさんで現場の対岸に住む男性(66)は29日午後2時半過ぎ、「ドーン」という大きな音を聞いた。外に出ると、車が水面に転落するのが見えた。府道沿いのフェンスがなぎ倒され、同僚らがたれ下がったフェンスを伝って湖に下りていたという。

 府警によると、死亡した5人は大阪市内の建築会社の同僚らと計23人でバーベキューをした帰りだった。後続車両に乗っていた同僚ら数人が湖に飛び込んで救助に向かった。同僚らは5人をワゴン車の上に乗せ、「頑張れ」などと大声で呼びかけながら心肺蘇生を続けた。

 一方、死亡した5人が勤める大阪市天王寺区の建築会社社長(49)は「社員の親睦を深めるためにバーベキューをした。社員らが湖に飛び込み5人を救助したが、助からなかった。信じられない。落ちた車を運転していたとみられる社員は仕事があり、酒は飲んでいなかった」と肩を落とした。

タケノコ採りでクマに遭遇、男性死亡 秋田

2016-05-22 23:15:12 | 事故
5月22日(日)20時35分配信
 秋田県鹿角市の山にタケノコ採りに出かけ、クマに遭遇した男性が遺体で発見された。

 死亡したのは、秋田県秋田市の高橋昇さん(78)。警察の調べによると、高橋さんは22日午前7時半ごろ、妻と2人で鹿角市十和田大湯の熊取牧場近くの笹やぶにタケノコ採りに入り、クマと遭遇。妻に「危ないから逃げろ」と言ったあと、行方がわからなくなった。

 その後の捜索で、入山地点から約200メートルの場所で高橋さんの遺体が発見された。高橋さんの頭や脇腹にはクマにひっかかれたりかじられたりしたような痕があったという。

 現場近くでは、21日にもタケノコ採りに出かけてクマに襲われたとみられる男性(79)が遺体で見つかっている。