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開発ではなく“完成ミサイル”で武力誇示か

2017-05-29 18:08:06 | 対北朝鮮
5/29(月) 11:05配信
 北朝鮮が日本時間29日午前5時40分ごろ、東部の元山付近から日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。韓国軍関係者は、今回の発射はミサイル開発の一環ではなく、すでに完成されたミサイルの発射で武力を誇示する狙いがあるとみている。

 韓国軍関係者は今回発射された弾道ミサイルについて、軌道や高度などからスカッドの系列の短距離のミサイルとの分析を示した。アメリカ太平洋軍も、発射されたのは短距離の弾道ミサイルと分析。ミサイルは海上に着弾するまで6分間飛行が確認されたという。

 一方、専門家は北朝鮮が4月29日に発射に失敗したミサイルの発射実験が再び行われた可能性にも注目している。

 金沢工業大学虎ノ門大学院・伊藤俊幸教授「『KN17』船を狙う弾道ミサイル、ずっと失敗してきたと言われているので、それを発射した可能性もある」

 アメリカメディアなどが発射に失敗したと伝えている、空母などを狙う対艦弾道ミサイル「KN17」の可能性も指摘している。北朝鮮は今月14日と21日に2種類の新型の中距離弾道ミサイルを相次いで発射。28日は国営メディアで、対空迎撃ミサイルの発射実験でその性能が向上したと誇示し、29日にまた弾道ミサイルの発射を強行した。立て続けに脅威を誇示している。今月30日には初のICBM(=大陸間弾道ミサイル)の迎撃実験を行うアメリカをけん制する狙い。

 また、G7サミットで北朝鮮の核及び弾道ミサイル計画の放棄を求める首脳宣言が出されたことに反発し、今後も核・ミサイルの開発を進めていくことを示す狙いもありそうだ。

弾道ミサイル「実戦配備承認」=金正恩氏、量産を指示―発射成功と報道・北朝鮮

2017-05-22 08:24:21 | 対北朝鮮

5/22(月) 6:57配信

 【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は22日、地対地中距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射実験に成功したと報じた。

 金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会い、「百点満点だ」と結果に満足の意を表明。「北極星2型」の実戦配備を承認し、量産を指示した。

 北朝鮮は21日午後、内陸部の北倉から東方向に弾道ミサイル1発を発射し、日本海に落下しており、「成功」の報道はこれを指すとみられる。 

「新型ミサイル試射成功」=2111キロまで上昇―大型核弾頭運べると主張・北朝鮮

2017-05-15 15:24:59 | 対北朝鮮


5/15(月) 6:51配信

「新型ミサイル試射成功」=2111キロまで上昇―大型核弾頭運べると主張・北朝鮮

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験が14日に実施され、「成功した」と報じた。写真は金正恩朝鮮労働党委員長(中央)=朝鮮中央通信が5日配信

 【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験が14日に実施され、「成功した」と報じた。

 高度は最高2111.5キロに達した。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会ったという。

 朝鮮中央通信によると、ミサイルは「大型重量核弾頭の装着が可能」で、実験は周辺国の安全を考慮し、「最大高角発射態勢」で行われた。計画された軌道の通りに飛行し、787キロ離れた公海上の目標海域に正確に着弾した。

 新型ミサイルの「すべての技術的特性」が完全に検証され、新開発のエンジンの信頼性が実際の飛行環境で再確認されたという。

 北朝鮮は14日、北西部・亀城から弾道ミサイル1発を発射。ミサイルは日本海に落下しており、朝鮮中央通信が伝えた実験はこれを指すとみられる。

 金委員長は、米国の本土や「太平洋作戦地域」が北朝鮮の攻撃圏内にあると警告。ミサイル開発研究者らに対し、精密かつ多様な核兵器と核攻撃手段をさらに製造し、必要な実験を準備するよう命じた。

 米国の大量破壊兵器専門家ジェフリー・ルイス氏は取材に対し、中距離弾道ミサイル「ムスダン(火星10)」(最大射程4000キロ)よりも大型の新型ミサイルで、4月15日の軍事パレードに登場したミサイルのうちの1種類とみられると述べた。

 韓国軍当局者は記者団に対し、新型ミサイルの技術的特性やエンジンの信頼性が確認されたとする北朝鮮の発表について「なお追加的な検証が必要だ」と指摘。大気圏への再突入技術を確保したかどうかに関しては「可能性は低いとみている」と答えた。