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<伊勢志摩サミット>小旗で歓迎…「日本人の精神性感じて」

2016-05-26 13:40:50 | サミット

5月26日(木)13時10分配信

 ◇G7首脳、伊勢入り

 日本で8年ぶりとなる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が26日、三重県で始まった。最初の公式行事は、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮(ないくう)訪問。この日朝、中部国際空港(愛知県常滑市)に到着した一部首脳が悪天候のためヘリコプターを使えず陸路で会場に向かうハプニングもあったが、地元の人たちは朝早くから参加国の国旗の小旗を手に街頭に出て、要人たちを歓迎した。

 昨年6月、伊勢志摩サミット開催が決まった際、安倍晋三首相は「(主要国の)リーダーたちと伊勢神宮の荘厳でりんとした空気を共有できればよい」などとして、神宮訪問の意義を語っていた。

 内宮への参道口にある宇治橋前の鳥居の下に立ち、首脳たちを待ち受ける安倍首相の前に、各国の首脳らの車が次々に到着した。地元の園児たちが国旗を持って出迎えた。

 様子を見守った三重県志摩市の建設業、平賀民治さん(61)は早朝6時半に宇治橋前へやって来た。地元にはサミット会場となるホテルもあるが「(警備が厳しく)近寄れないし、何も見られないので」と神宮へ来た。

 宇治橋に最も近い場所で土産物販売と食事を提供する「勢乃國屋」は、従業員が沿道の人たちに主要7カ国(G7)の小旗を配り、歓迎ムードを盛り上げた。

 この日は2階の食堂は閉店し、1階の土産物コーナーのみの営業となった。中村基記社長(50)は「遷宮の時は日本人の精神性が発信された。今回は首脳がそれを肌で感じ取って、世界へ発信してもらえれば」と首脳の神宮訪問効果に期待していた。