山に登りたい 

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清掃登山・井原山

2018-10-23 21:31:10 | 福岡県の山
2018年10月21日(日)

はー、長かったなー。15.5km、6時間40分よく歩きました。
秋の清掃登山は想山会の方達と一緒に井原山です。
野河内無料駐車場に集合。参加者は20数名。
鉄塔尾根~井原山~水無林道コースと、炭焼き尾根~井原山~沢沿いの下りコースの二手に分かれての登山です。


私達は往還の会事務局長であるY女史をリーダーに、曲渕小学校の先生2名、想山会の方2名、ガック隊長、夫殿と私の8名で、炭焼き尾根~井原山~沢沿いの下りコース。(これ、きつそうなのよねー)
距離が長いので、もう一組より30分ほど早く8時35分スタートです。

駐車場からしばらく林道を歩き、途中から炭焼き尾根を歩くべく、沢に下りましたが渡渉が難しい。
丸太の橋が流れ、このまま行けば足は水ボチャです。
適当な石を見つけては、バケツリレーのように手渡しで運び、川底に置いて渡れるようにしました。
(私は写真を撮るだけでごめんなさい)


驚いたのは、石をびっちり詰めて置くと、水の流れをせき止めてしまうので、間を空けて置くようにしたことです。
自然を守る心ですね。教わりました。

そして、隊長の頼もしいこと!
水の中にジャバジャバ入って働き、女性が渡りやすいようにと優しい心遣いです。


炭焼き尾根は往還の会でそっと整備してきましたが、中々の急登です。
地味な上りをせっせと歩き、今日は鋸を使いませんでした。


ここは綺麗な自然林ですね。ほっとします。


これが炭焼き窯の跡。ここから「炭焼き尾根」と名付けたのです。


そしてY女史がロマンを感じるという二本杉。
昔、ここで炭焼きをしていた夫婦が目印のために杉を二本植えたのではないかしら?と、勝手に思いをはせて「夫婦杉」と命名。(笑)


鉄塔尾根との合流地点。ここから先も長い。


後発の鉄塔尾根組に追いつかれたくないよねーと言いながら。


やっと山頂が見えてきました!


鉄塔尾根組とも合流して、全員で記念写真を撮った後、昼食休憩。

青い空っ!遠くに雲仙が見えました。


下山は来た道を少し戻って、沢沿いを下ります。
ここも島田さんやHさんが、整備されたそうですが、藪だったり、踏み跡など見えなかったり、左右に渡渉したりしました。




でも、少し開けたところや、道らしいところもあって、これは旧三瀬街道につながっているのか、昔の人が歩いた道なのか、などと考えながら歩くのは結構楽しかったです。

ツリフネソウや


キツリフネ


生まれたての白いツチグリ。艶やかで綺麗だったのでちょっと驚いた。


レイジンソウを見つけたのに、撮った写真はドピンボケで残念。
橋の手前で林道に上がると、林道そのものも結構荒れていました。

そして、そして、やっと帰ってきたよ~~。


長かったです。
拾ったゴミは少しだけ。
マイナーなルートというか、あまり歩かれてないところなので、ごみも落ちていない。
一升瓶が3本転がっていたのを、曲渕小の若い先生が回収してくださいました。お疲れ様でした。

曲渕小学校の5.6年生は、11月に炭焼き尾根を登って井原山まで鍛錬遠足をするそうです。
先生方はその下見だったそうですが、子ども達があの道を歩くなんて凄いですね!!
さすがに今日の下りは歩かないそうですが。

15:20 駐車場に戻りました。
鉄塔尾根チーム共にそれぞれのごみの重さを計量して、散会です。

「地味できついばっかりで嫌だ!こんなとこ、二度と歩くもんか!」と思いながら歩いたのでしたが、なぜか今気分は爽快!!おかしなものです。きっと皆さんと一緒だからですね。
ちょっとしたお喋りや、ケラケラと笑ったりがとても楽しく、良い一日になりました。

今日のご褒美です。豪華版ですね!


皆さま、大変お世話になりました。お疲れ様でした。





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8 コメント

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連日の~(^o^) (ポンちゃん)
2018-10-23 21:54:40
こんばんは、けいこたん
土曜は九重で紅葉三昧、日曜は背振のバリエーションルートですか?すごかぁ~!
炭焼き尾根?と聞いた時に炭焼き窯は殆ど水が近くにあるところなので谷沿いに多いのになあ?と思いましたがここでは尾根にあるのですね。周りは当然炭焼きに適した常緑の樫などの林で良い雰囲気ですね。
何時か、企画くださいね(^o^)
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お疲れ様でした! (風来坊)
2018-10-24 13:45:45
こんいちは、けいこたん。
連日の山歩き、しかも、紅葉登山の翌日は清掃登山と楽しみ方もバリエーションに富んでいます。
山の達人の領域に近づいていますよ。
炭焼き窯、昔の人は、麓に持っていくのに便利なところから窯を作っているので、古い窯があるところが歩きやすかったところで、新しい窯があるところはそれよりは歩きにくいと聞きました。そんな窯の様子を見ながら、歩くと山の楽しみ方も増すような気がします。
次からは、窯の新旧にも目を当てて下さいませ。
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ポンちゃん、こんばんは (けいこたん)
2018-10-24 17:25:01
はい、そうですね。
以前、野河内渓谷沿いをずーっと先まで、鋸を手に歩きましたが、その時には沢の近くに古い釜窯跡がありました。
ポンちゃんのおっしゃる通りですね。
今回の窯跡は尾根から少し入った所にあります。
尾根道の整備をしながら、思いがけず窯跡があったので、あれこれ思いを巡らせながら、その名前が付けられました。(#^.^#)
キリキリ登りながら、ここはホッとする場所でした。
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風来坊さん、こんばんは (けいこたん)
2018-10-24 17:34:37
窯の新旧!
とても興味深いお話をありがとうございました。
~古い窯があるところが歩きやすかったところで、新しい窯があるところはそれよりは歩きにくい~
なるほど、納得できます!
今からでも窯の新旧を見に行きたいところです(大嘘)
これから、窯跡を見るときは気をつけてみてみたいと思います。(本当)
そうすると、山の楽しみが増しますね!
ありがとうございます。


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お疲れさま~ (へこさん)
2018-10-24 17:35:29
6時間40分、よく歩きましたね。💮
日曜日は私たちも約7時間山にいましたが、歩いていた時間はけいこたんよりも少ないと思います。
お疲れ様でした。

去年、島田さんが言われていた“乞うご期待”のルートがこれですね。
時間を作って歩いてみたいと思います。
ひーちゃんは、登り3時間30分、降り2時間30分、で行けるかな~?(^.^)
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へこさん、こんばんは (けいこたん)
2018-10-24 17:45:01
はい、良く歩きました。
私としては、上出来です!
夫殿と二人、もしくは隊長と共にトリオで歩いていたら、絶対にこんなに歩けません。
甘えが出て、ずるずるになってしまいます。
リーダーは「ゆっくり行きますねー」と言いながら、結構速いんです。
当然ながら皆さん健脚で、私はリーダーの後を必死で付いていきました。
でも、頑張り屋さんのひーちゃんなら大丈夫ですよ!
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お疲れ様です。 (悠遊・・・)
2018-10-25 16:59:16
皆さんの奉仕作業で、マイナーからメジャーな登山道に成りつつあるのでは???
キツリフネは初めてです。
色違いに出会うと嬉しくなります。
折角の写真がピンボケだとガックリですね。

今日の奉仕おつかれさまです。。。
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悠遊さん、こんばんは (けいこたん)
2018-10-25 20:41:16
一輪だけのキツリフネ、私も珍しいと思って喜んだのですが・・・その後に凄い群生で咲いていたのです。でも、サッサと歩いていたので、立ち止まることが出来なかったのですよ。(≧∀≦)
歩く人が増え、踏み跡が重なって、メジャーな道になるといいなぁと思います。
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