山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

カタクリの山・船通山

2018-05-07 21:15:18 | 九州以外の山
今年のゴールデンウィークは、山、仕事、山、おチビ達~とよく遊びました。

前半の4月29日・30日は「野河内往還の会」の方々に、「船通山」・「比婆山」を案内していただきました。
最高に楽しく、貴重なテント泊体験もしました。
総勢8名、トリオ以外は皆さん山岳会のベテランさんです。


2018年4月29日(日)晴れ 船通山(標高1142m)
鳥取県日南町と島根県奥出雲町との県境にあり、私達が行ったときにはカタクリの花が満開でした。
また、有名な神話「ヤマタノオロチ」の舞台であり、山頂には「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)出顕の地」の碑が建っています。

2台の車で福岡を6時過ぎに出発、途中道の駅などで休憩しながら、「斐乃上温泉わくわくプール」から12時10分にスタート!
登りは鳥上滝コース、下りは亀石コースの周回です。


まずはウワミズザクラ(上溝桜)。
背の高い木に真っ白な棒状の花をつけていました。


午後の日差しの強い中を、登山口まで舗装路を30分歩きます。


船通山登山口です。
なんだか、緊張してきました。


森が深い!ブナが綺麗!
そして、人間が小さい。


右に、左に、川沿いを歩きます。


暑さと緊張からか、この辺りから、皆さんの足の速さに私が遅れてきました。


鳥上滝はチラ見だけ。


後ろを守ってくれるYさんが、何かと声をかけ、休ませてくれます。

サバノオだと思っていましたが……


イカリソウ


カタバミが綺麗に撮れて違う花みたい。


この木段を上がったら~~、頂上は近いはず~~

凄い!!


カタクリがたくさん咲いている!


たくさんどころではなく、ずーーーーっと群生していました。




きれいねーー!!


去年寂地山でカタクリの群生を見ましたが、ここ船通山も負けていません。
カタクリロードが続きます。


もちろん疲れは吹っ飛んで、山頂に着きました!!


ここで昼食です。


真ん中にあるのが、スサノオがオロチを退治したときに尾から出た剣「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」が出土したことを記す「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)出顕の地」の碑。




山頂からは大山・三瓶山が見えるようですが、見えず。
霊峰ですが、お花がいっぱいの山でした!


イチイの木
樹齢2000年とも言われるイチイは鳥取県側の9合目にある。
幹の直径は4.3m、斜面を張って伸びる枝は20m以上もあって、扇状に伸びていた。


ぐるりと回ってみた。


下りは亀石コース。
ブナの森歩きが楽しい!!






クロモジと聞きました。


これは落ちていたブナの花。

あちこちに落ちていました。
ブナの花は4,5年に一度しか咲かないそうで、、今回見られたのはとてもラッキーなんだそうです。
嬉しい!!

気になるのはこれ。


野河内の水無で見つけたときは、儚げで、寂しそうだったのに、こちらでは元気がいいし、花も少し大きめ。
驚いたことに、あっちにもこっちにもたくさん咲いている!
珍しいといった感が全く無く、言葉は悪いのですが、飽きるほどに咲いていました。


家に帰って調べてみたら、「サンインシロカネソウ」のようです。(サンインシロガネソウ)
中心部が暗赤色が特徴のようです。

ふーっ、知らないことが多い。

楽しくて、楽しくて、そして暑くて、ちょっときつかった船通山でした。
何しろお花が多いことにびっくり!!
ブナ林に癒されました、翌日の比婆山ではブナ林に体ごと溶けました。

他にも
エンレイソウ


イチリンソウ

ハシリドコロ

何の花?と尋ねられたのは、フキノトウの終盤の群生


ヒトリシズカ


またまたイカリソウ

ボタンネコノメソウ


キクザキイチゲ

キケマン


ニシキゴロモ


カタバミ


ていねいに案内してくださった皆さん、ありがとうございました。
本日の軌跡



下山後は広島県民の森キャンプ場で、入浴、きのこ鍋の夕食。
美味しかったよーー!
お腹いっぱいだよー! 楽しい!

このキャンプ場はお風呂もあり、トイレは温座ウォシュレット、水場も清潔で素晴らしかった!



そしてはじめてのテント泊でした。
「端っこは寒いから~」と、皆さんに挟んでもらって幸せな夜でした。、
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