2014年 5月2日(金) 岩木山
昨日の八甲田山は見てるだけ~~
さて、岩木山には登れるのか???
津軽平野にそびえ立つ独立峰岩木山は青森県の主峰で、標高1,625メートルです。
きれいな岩木山(これは白神方面に行く途中にパチリ!結構よく撮れた)
しかし、今日も天気予報は朝から曇り・・・
大丈夫かな~?
予定としては、8合目までは岩木山スカイラインで車で行く。
8合目からはリフトが動いていれば、リフトに乗る。
リフトが動いてなくても、そこから頂上まで歩いて行けるんじゃないかな。
あっ、見えてきた!
頂上は雲の中。綺麗な円錐形のはずが、惜しいなあ。
それにしても眺望抜群のはずのスカイラインは霧の中。
ブナの原生林「巨木の森」
リフトはやはり動いていなかった。
霧の中の若いスノーボーダーたち。どこからすべるのだろう・・・
登山道入り口なるもの発見したものの…
矢印の先は・・・階段の先は雪で覆われている。
あらら~~
どうしよう
仕方ないので、リフトの横を進む。これならいけるでしょう。
霧は晴れることなく・・・
あっ!
ああっ!
前を行く夫殿が消えた。(大げさ)
いやいや、
前を行く夫殿が縮んだ。(少しばかり大げさ)
はてはて、
前を行く夫殿が腰のあたりまでいぼった。(いぼる→はまる)
ちょうど、こんな感じ(私が再現してみました)
ズボッとはまったその時から「怖さ」が噴出!
あたりのガスまで濃くなってくる気がした。
「もう、帰ろう。このまま進んだところで何も見えない。」
もう少し行けば9合目に達して、そこからは道がわかって山頂を踏めるかもしれない・・・
なんて、淡い希望もどこへやら~~
回れ右!
自分たちの足跡をたどって降りていく。
うん?
あれ??
ここは山頂?
回れ右をしてからは下ってばかりだったのに。
うひひー
夫殿の手に隠されたのは赤い矢印 →
すっかり降りてきて、山頂への案内柱を見つけ、その表示の矢印を手で隠して、写真をパチリ!
いかにも山頂を踏んだように見えるかな?
見えないよね。嘘でした
今日も残念、無念。
2時間ばかりの歩きでした。
岡山からやってきたというご夫婦も「これじゃあ、どうしようもないですね~」と、残念そう。
そうおしゃべりしているときに、脇でザザッ、ザザッと音がしたと同時に、若くてごっつい感じの男性がガスの中から駆け下りてきた。
はあ?
今の何?
人間の着ぐるみをまとった熊かしら?
こんな状況の中でも登って降りてくる人がいるんだ・・・。
すごいなあ、びっくり!
九州では見ることのできない除雪車
カッコいい!
五月の今でもリフト乗り場の駐車場は、こんなに高い雪の壁。
天候は回復の兆しもないので、今日はここまで。
岩木山スカイラインを下っていく途中、車を止めて大きな景色を楽しむ。
名残惜しいなあ。
桜並木と
昨日の八甲田山に続いて、今日も岩木山の山頂は踏めなかった。
夫殿がいぼらずに、なんとか9合目まで行けてたら、その先山頂まで登れたかもしれない・・
いえいえ、安全第一!初心者は無理をしないのが一番!
岩木山と言えば、小学校4年生の教科書に「リンゴとポンカン」という詩が載っている。
そこで初めて岩木山を知り、興味があった。
また、田沢拓也著「空と山のあいだ」には、1964年1月秋田県立大館鳳鳴高校生5人が遭難し、命を落としたことが描かれている。その翌年に建てられた鳳鳴ヒュッテにも立ち寄りたかったがかなわなかった。
津軽富士と呼ばれる美しい岩木山は、どの方向から見ても、きれいな円錐形をしている。
青森は遠く、九州からはめったに来れるところではないけど、
こう言いたい!
「また来るよ!今度は下から山頂まで登るよ!」
って!
青森の人たちは「桜」を心から愛しているんだなあと思う。
弘前城の桜も見事だったけれど、この「世界一長い桜並木」の桜も素晴らしかった。
、
「どうせ作るなら世界一の桜並木にしたい」という地元発案のもと、昭和60年(1985年)、岩木山南麓に桜が植樹された。以後、6500本ものオオヤマザクラが植樹され、20㎞にわたる色鮮やかな桜の並木道が誕生したそうだ。
正に圧巻!
なんて美しい!
車で走っても、走っても、美しい桜並木が続いていた。
岩木山神社 山門
本を読んで想像していたよりも、大きく、伝統ある神社だった。
楼門
奥宮本殿
珍しい手水舎。獅子の口から水が流れ出ている
つくしの姿が愛らしい
ふきのとうは花を咲かせていた
おまけは神社前の旅館
「空と山のあいだ」にもあるように、遭難事故の対策本部が置かれたところ。
岩木山を取り囲むもの、すべてが美しく愛に満ちていた。
昨日の八甲田山は見てるだけ~~
さて、岩木山には登れるのか???
津軽平野にそびえ立つ独立峰岩木山は青森県の主峰で、標高1,625メートルです。
きれいな岩木山(これは白神方面に行く途中にパチリ!結構よく撮れた)
しかし、今日も天気予報は朝から曇り・・・
大丈夫かな~?
予定としては、8合目までは岩木山スカイラインで車で行く。
8合目からはリフトが動いていれば、リフトに乗る。
リフトが動いてなくても、そこから頂上まで歩いて行けるんじゃないかな。
あっ、見えてきた!
頂上は雲の中。綺麗な円錐形のはずが、惜しいなあ。
それにしても眺望抜群のはずのスカイラインは霧の中。
ブナの原生林「巨木の森」
リフトはやはり動いていなかった。
霧の中の若いスノーボーダーたち。どこからすべるのだろう・・・
登山道入り口なるもの発見したものの…
矢印の先は・・・階段の先は雪で覆われている。
あらら~~
どうしよう
仕方ないので、リフトの横を進む。これならいけるでしょう。
霧は晴れることなく・・・
あっ!
ああっ!
前を行く夫殿が消えた。(大げさ)
いやいや、
前を行く夫殿が縮んだ。(少しばかり大げさ)
はてはて、
前を行く夫殿が腰のあたりまでいぼった。(いぼる→はまる)
ちょうど、こんな感じ(私が再現してみました)
ズボッとはまったその時から「怖さ」が噴出!
あたりのガスまで濃くなってくる気がした。
「もう、帰ろう。このまま進んだところで何も見えない。」
もう少し行けば9合目に達して、そこからは道がわかって山頂を踏めるかもしれない・・・
なんて、淡い希望もどこへやら~~
回れ右!
自分たちの足跡をたどって降りていく。
うん?
あれ??
ここは山頂?
回れ右をしてからは下ってばかりだったのに。
うひひー
夫殿の手に隠されたのは赤い矢印 →
すっかり降りてきて、山頂への案内柱を見つけ、その表示の矢印を手で隠して、写真をパチリ!
いかにも山頂を踏んだように見えるかな?
見えないよね。嘘でした
今日も残念、無念。
2時間ばかりの歩きでした。
岡山からやってきたというご夫婦も「これじゃあ、どうしようもないですね~」と、残念そう。
そうおしゃべりしているときに、脇でザザッ、ザザッと音がしたと同時に、若くてごっつい感じの男性がガスの中から駆け下りてきた。
はあ?
今の何?
人間の着ぐるみをまとった熊かしら?
こんな状況の中でも登って降りてくる人がいるんだ・・・。
すごいなあ、びっくり!
九州では見ることのできない除雪車
カッコいい!
五月の今でもリフト乗り場の駐車場は、こんなに高い雪の壁。
天候は回復の兆しもないので、今日はここまで。
岩木山スカイラインを下っていく途中、車を止めて大きな景色を楽しむ。
名残惜しいなあ。
桜並木と
昨日の八甲田山に続いて、今日も岩木山の山頂は踏めなかった。
夫殿がいぼらずに、なんとか9合目まで行けてたら、その先山頂まで登れたかもしれない・・
いえいえ、安全第一!初心者は無理をしないのが一番!
岩木山と言えば、小学校4年生の教科書に「リンゴとポンカン」という詩が載っている。
そこで初めて岩木山を知り、興味があった。
また、田沢拓也著「空と山のあいだ」には、1964年1月秋田県立大館鳳鳴高校生5人が遭難し、命を落としたことが描かれている。その翌年に建てられた鳳鳴ヒュッテにも立ち寄りたかったがかなわなかった。
津軽富士と呼ばれる美しい岩木山は、どの方向から見ても、きれいな円錐形をしている。
青森は遠く、九州からはめったに来れるところではないけど、
こう言いたい!
「また来るよ!今度は下から山頂まで登るよ!」
って!
青森の人たちは「桜」を心から愛しているんだなあと思う。
弘前城の桜も見事だったけれど、この「世界一長い桜並木」の桜も素晴らしかった。
、
「どうせ作るなら世界一の桜並木にしたい」という地元発案のもと、昭和60年(1985年)、岩木山南麓に桜が植樹された。以後、6500本ものオオヤマザクラが植樹され、20㎞にわたる色鮮やかな桜の並木道が誕生したそうだ。
正に圧巻!
なんて美しい!
車で走っても、走っても、美しい桜並木が続いていた。
岩木山神社 山門
本を読んで想像していたよりも、大きく、伝統ある神社だった。
楼門
奥宮本殿
珍しい手水舎。獅子の口から水が流れ出ている
つくしの姿が愛らしい
ふきのとうは花を咲かせていた
おまけは神社前の旅館
「空と山のあいだ」にもあるように、遭難事故の対策本部が置かれたところ。
岩木山を取り囲むもの、すべてが美しく愛に満ちていた。