山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

雪の英彦山 ・ その1

2014-02-24 12:47:42 | 福岡県の山
2014年 2月22日(土) 英彦山 1200m

晴れたぞ!!英彦山へ!



絶好の山日和!
どこへ行こう?
英彦山へ!!
二年前には野生のシカに出合ったが、今回はどんな出合いがあることだろう。



7時45分に登山口の別所駐車場を出発して、奉幣殿へ




石段も凍っている。アイゼンが必要だ。


杉林を抜けて


鎖場を登るも、心はわくわく。怖さを感じない。


野鳥観察小屋で休憩しながら、鳥の声に耳をすます
「鳥さん、いないかな~」


枯れて、折れてもなお、空を突く杉の木


空がますます青くなってくる
関銭の跡も、稚児落としの場も立ち止まることなく、頂上を目指してずんずん歩いた。
青い空に雪をまとった木々が、白く浮かびあがっておもしろい。


水場も雪に包まれている




中岳頂上はもうすぐ!


おや!雪原から躍り出たような木
さあ、どうぞとお迎えのダンスかな?


美しい景色にため息の連続


あっ!!
あ、あっ!!
鳥さん発見!こんにちは~。名前は何かしら? シジュウカラです。
山で見る鳥は、わけもなくいとおしく感じる


空に向かう木々は白いドレスを身に纏う。


中岳に到着


英彦山神宮内からの眺めは、額縁を切り取ったようだ


お社の屋根にはつらら。
落っこちてきませんように。


英彦山は中岳のここまでも、そのあまりの美しさに大興奮の連続だったが、
南岳、北岳に向かい、さらにその雄大な美しさに息をのむことになった。

雪の英彦山・その2へ続く











難所ヶ滝から三郡山・おとぎの世界

2014-02-24 09:26:35 | 福岡県の山
2014年 2月16日(月) 難所ヶ滝・三郡山935m

白いおとぎの国に続くような三郡山への道は、最高だった。



「行けるぞ!今日こそ山へ!」
毎日天気予報をにらみながら、今日は晴れマーク!
くっきり青空のもと、さてどこの山へ行こうかな。涌蓋山か、三郡山か・・・?
迷った末に、自宅から登山口の昭和の森駐車場まで30分で行けるということで、難所ヶ滝から三郡山へと決定。
難所ヶ滝へは二年前に行き、その大つららにびっくり!
自然の力の強さに感動し、さらに宝満山へ登った。

今年の難所ヶ滝はつららの規模が小さいと聞いていたが、どうだろう?
おおっ!すごいぞ!



やっぱり迫力あるなあ


自然の力は及びもつかない


氷の様子



さて、ここから三郡山までの道のりがおとぎの世界への入り口となる

このクリスマスツリーみたいな一本の木だけで、ここはヨーロッパの気分
調子いいけど、ここはヨーロッパ!


目の前に樹氷がどんどん広がる
アイゼンで雪を踏みしめ踏みしめ、一歩、また一歩と歩くのが楽しい
うれしくてうれしくて心が弾む♪♪


途中、雪にダイブしてみる


誰かが作った雪だるまも可愛い


見て!ここがおとぎの世界!
こんな景色を見たかった!
誰かに叫びたい。「すごいでしょう!、私、今ここにいるのよ!」って。


向こうにお城も見える!
私は城へ帰るお姫さま!(嘘です。本当はレーダー塔)


空の青さと雪の輝き
歩くのなんてやめて、ずっとこの景色の中にとどまっていたい


それなのに、
あ、

電波塔が見えてきた


山頂に着いてしまった


帰りにもう一度、樹氷の中を歩こう


下りは頭巾山から急な坂を下りた。
サバイバリー!!
ストックなんて使えない。木の枝をつかみ、岩をつかみながらおそるおそる下った。
頭巾山→ずきんやまと読むのかと思えば、「とっきんやま」と読む。おもしろいなあ。


白いおとぎの世界を歩きながら、何度も歓喜のため息をついた
雪道を歩きたい、樹氷を見たい、
その願いが本当にかなった。
きれいだった。美しかった。吸い込んだ空気までキラキラしていた。

三郡山、ありがとう!
来年も、その次も、雪が降ったら三郡山へに続くおとぎの世界へ出かけたい。


あ、
雪山の中を、白馬に乗った王子様がやってくるかと思ったけど、
来なかった・・・

王子様はお姫様を迎えに来るのよね。
おばばを迎えにはこないのね。















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