(日経平均先物)
現在値 |
20,860.00↓ (19/05/24 05:30) |
前日比 |
-240.00 (-1.14%) 👀 |
高値 |
21,080.00 (16:49) |
始値 |
21,070.00 (16:30) |
安値 |
20,810.00 (04:03) |
前日終値 |
21,100.00 (19/05/23) |

① ""朝イチ情報、<相場の読み筋>""
<相場の読み筋>5月24日
更新 : 19/5/24 8:10(更新予定時間:8:30頃)
🌊 23日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比286.14ドル安の2万5490.47ドル、ナスダック総合指数が同122.559ポイント安の7628.284ポイントで取引を終了。出来高概算はニューヨーク市場が8億6991万株、ナスダック市場が22億2068万株だった。
NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が、需給面を警戒する動きが継続し大幅続落となったことで、エクソン・モービルやシェブロンなどが下落。
🐉 また、中国の商務省報道官が「米国は貿易協議を継続したいのであれば、誤った行動を正す必要がある」と発言したことが伝わり、米中貿易協議への警戒感も加わり、NYダウは一時450ドル近い下げをみせる場面 👀👀があった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の採用銘柄では、アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなどが下落している。
☁ 24日の東京株式は続落後、もみ合いとなりそうだ。
きのう23日の軟調な地合いに加え、現地23日の欧米株式が下落したことを受け、売り先行のスタートとなろう。週末要因などもあり、手控えムードが広がるなか、リスク回避姿勢が強まりそう。
💲¥ 為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(23日終値は110円29-30銭)、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の半ば(同122円87-91銭)と円高方向に振れている。円高への警戒から、輸出関連銘柄はさえない展開を強いられそう。
23日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、LINE<3938.T>、シャープ<6753.T>などが、23日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比240円安の2万860円だった。
🌸<きょうの個別材料>
○プラス材料 GMOペパボ<3633.T>―商工会会員事業者のインターネットを活用した経営効率化やビジネスの成長を支援するため、全国商工会連合会と包括連携協定を締結 共同PR<2436.T>―情報マッチングプラットホーム「ネタもと」を運営するネタもと(東京都港区)と資本・業務提携
●マイナス材料 シンクレイヤ<1724.T>―東京証券取引所は24日の売買分から、信用取引による新規の売りおよび買い係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)に引き上げ しまむら<8227.T>―5月度(4月21日-5月20日)のファッションセンターしまむらの既存店売上高は、前年同月度比0.8%減と13カ月連続で前年を下回る
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
🌸<きょうの狙い>ウチヤマHD=中期計画を発表、介護事業を成長ドライバーにM&Aや新規事業開発を推進へ
更新 : 19/5/24 8:10(更新予定時間:8:30頃)
ウチヤマホールディングス<6059.T>が23日大引け後、22年3月期を最終とする3カ年の中期計画を発表した。
連結売上高は22年3月期に315億7200万円(19年3月期実績272億900万円)、営業利益は19億900万円(同10億2500万円)を目指す。
介護事業を成長ドライバーに、M&A(合併・吸収)や新規事業開発も推進する。特に、介護事業では、今後3年間で13カ所の高齢者介護施設の新規開設を目指し、3年間で24.9%の成長を目指す。また、既存施設の入居率は90%以上を確保する。
23日終値は、前日比10円高の546円。
🌸<ダイジェスト>
ファンケルが連騰、21年3月期にサプリメント事業の営業利益率を11%に引き上げと報じられる
更新 : 19/5/24 7:30
ファンケル<4921.T>が連騰。21年3月期にサプリメント事業の営業利益率を11%に引き上げる、と23日付の日本経済新聞が報じ、材料視された。
同紙によると、19年3月期実績(8%)から3ポイント高める。中国人消費者を中心に販売を伸ばし、粗利益率を増やす。品目数も減らして生産効率を高めるという。
23日終値は、前日比56円2864円。
TIS、年初来高値抜けから一段高期待、好業績と自社株買いが支援材料
更新 : 19/5/24 7:31
TIS<3626.T>が3日続伸。年初来高値(5410円、4月15日)抜けから一段高が期待できそうだ。好業績と自社株買いが支援材料。
金融向けに強みを持つ情報サービス大手。20年3月期予想の連結経常利益は前期比4.9%増の405億円と連続増益を見込む。柱の金融関連のシステム開発が伸びる。また、決済関連は基幹システムの更新需要を取り込む。人件費も増えるが、増収効果で吸収する。
一方、今期予想の経常利益の伸び率4.9%増は、前々期の21.0%増、前期の17.7%増に対して低い。IT投資需要は今期も旺盛なため、期中増額に進む可能性が高い。
増額期待に、7月31日までを取得期限とする上限100万株(発行済み株式総数の1.1%)・41億4000万円も支援材料で、株価は一段高が期待される。
23日終値は、前日比70円高の5420円。
更新 : 19/5/24 7:32
西松屋チェーン<7545.T>が急騰。22日引け後に発表した、19年2月期5月度(4月21日-5月20日)の月次売上高が好感された。
5月度の売上高は、既存店が前年同月比7.5%増で、全店は同11.4%増。既存店は13カ月ぶり、全店は2カ月ぶりに前年同月実績を上回った。ゴールデンウィーク期間中に「1000店舗達成大感謝セール」を実施したことにより、全店の客数は同10.3%増加。気温の上昇で夏物衣料が好調に推移したほか、育児・服飾雑貨においては粉ミルク、紙おむつなどが伸長した。
23日終値は、前日比27円高の871円。
アズワンが反発し連日の上場来高値、業績超過達成で2ケタ増益を計画
更新 : 19/5/24 7:33
アズワン<7476.T>が反発、連日の上場来高値更新となった。
同社の19年3月期は、連結売上高667億3300万円(前期比9.5%増)、営業利益75億6200万円(同14.6%増)。電子カタログを購買システムに直接組み込んで商材を購入できるeコマース型集中購買や、インターネット通販業者向け売上の増加により、eコマース事業が売上高を107億9500万円(同27.9%増)に伸ばして全体をけん引。売上高で8億8300万円、営業利益で4200万円、それぞれ従来予想を超過した。続く20年3月期は、売上高715億5000万円(前期比7.2%増)、営業利益88億5000万円(同17.0%増)と2ケタ増益を計画している。
23日終値は、前日比110円高の9280円。
メニコンが4日続伸で連日の年初来高値、業績超過達成で2ケタ増益を計画
更新 : 19/5/24 7:34
メニコン<7780.T>が4日続伸、連日の年初来高値更新となった。19年3月期の連結業績が計画を超過し、20年3月期に2ケタ増益を見込んでいることが引き続き評価されている様子。
同社の19年3月期は、売上高808億9800万円(前期比5.5%増)、営業利益55億7100万円(同26.8%増)。メルスプラン(月々の定額制でコンタクトレンズを利用するプラン)会員数の増加、新製品の貢献、中国向け輸出の増加、販管費の効率的な使用などにより、売上高で5億6000万円、営業利益で4億2300万円、それぞれ従来予想を超過した。続く20年3月期は、売上高850億8300万円(前期比5.2%増)、営業利益65億200万円(同16.7%増)を計画。メルス会員数の増加、効率的な使用による販管費率の低下などにより、増収・2ケタ増益を見込んでいる。
23日終値は、前日比105円高の3675円。
池上通信機が後場急浮上、新中期計画を評価、最終年度に営業利益14億円、今期予想比倍増益目指す
更新 : 19/5/24 7:35
池上通信機<6771.T>が後場急浮上。23日午後1時に新中期経営計画を発表し、評価材料となった。初年度の20年3月期は連結ベースで営業利益7億円(前期比36.1%減)と大幅減益を見込むが、来21年3月期は10億円、最終年度の22年3月期には14億円を目標とし、今期予想比倍増益を目指す。
新中期計画では、事業ポートフォリオの再構築、事業構造の転換を図り、業務品質向上・変革の追求により更なる利益増出構造を確立し、利益ある持続的成長企業として発展していく。主要戦略として、成長戦略、最適生産構造の追求、経営基盤の安定化推進を挙げている。
23日終値は、前日比47円高の1087円。
しまむら、5月度既存店売上高は0.8%減、13カ月連続で前年同月度を下回る
更新 : 19/5/24 7:36
しまむら<8227.T>が23日引け後、5月度(4月21日-5月20日)の月次売上速報を発表した。
既存店売上高は前年同月度比0.8%減、客数は同3.2%減、客単価は同3.6%増だった。同売上高は13カ月連続で前年同月度を下回った。同社では、天候不順や寒暖の差によりゴールデンウイーク前半の売り上げは伸び悩んだが、ゴールデンウイーク後半から、ワンピースなどのトレンド商品が好調に推移したという。
23日終値は、前日比120円高の8020円。
日ケミファ、GC接近でチャート妙味増す、連続減益予想は織り込みへ
更新 : 19/5/24 7:37
日本ケミファ<4539.T>が反発。25日・75日の両移動平均線のゴールデンクロス(GC)が接近、チャート妙味が増している。連続減益予想をいったん織り込み、もちあい離脱の動きが期待できそうだ。
医療用医薬品の中堅メーカーで、新薬開発から後発医薬品に経営資源をシフト。現在は売り上げ全体の9割を後発品で占めている。20年3月期予想の連結経常利益は前期比53.7%減の7億円。連続で減益となる見通し。
競争激化が続くなか、薬価改定が逆風となり、研究開発費も増える。決算見通しは、厳しい内容だが、前期決算のように、研究開発費や経費の効率的な運用で、減益幅が縮小に向かう可能性も残している。
前期に実施した支店・営業所の統合、医薬事業のマネジメント強化のための販売体制の見直しなどが効いてくる。さらに、18年10月から稼働を始めたベトナム工場で、日本向け出荷が順調に推移していることもプラス材料。今後、本体利益の原価の低減につながってくるためだ。
一方、臨床検査薬事業では、海外に幅広いネットワークを有する国内企業とともに、今後、中国でのビジネス展開に注力。早期に中国での製品上市を目指すなど、先き行きの業績に対する支援材料もある。
23日終値は、前日比26円高の2921円。