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落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

新幹線のおかげさま

2006年01月05日 | movie
『JSA』
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いつの間にかすっかりミーハーになったぐりパパ、最近のお気には李炳憲(イ・ビョンホン)。日本人ではオダギリジョーと妻夫木聡、去年宝塚の舞台を初めてナマで観てからはヅカワールドにもどっぷりハマってしまっている。ど、どーしたんだ一体?そんなぐりパパは今年還暦ッス。
なかでもびょんさんにはものすごーいご執心で、まあさすがにおっかけとかはしないけど(そこまでヒマじゃない。一応自営業だし>汗)、日本で公開されてる映画や放送されてるドラマはぜーんぶ観てるらしい。この『JSA』ももう何度も観てるらしく、他にもTVでやってたドラマもいっしょに観たけど、観てる間じゅう「目がいい」だの「表情がいい」だの「笑顔が可愛い」だの「声がセクシー」だの、びょんさんのことばっかしなんかいろいろいってました。楽しそうでいいね。
むしろ宋康昊(ソン・ガンホ)の方がかっこよくみえるぐりの方の趣味がおかしいのか。そんなことないよね?

ぐりはびょんさんには全然興味がないので(キライではない。演技もうまいしかっこいいと思うけど、とくに好きではないとゆーだけのこと)映画の内容しか印象に残らなかったけど、いい映画だと思いますよ。ウン。
なんで今まで観なかったか?単なる食わず嫌いです。世間で騒がれてるモノはその騒ぎだけで満腹になってしまうとゆー、単なる天の邪鬼。
レビューをちょこっとみてまわったら日本では賛否両論のよーですが、それもわかるよ。つかコレは日本人にはかなりわかりにくい民族意識がベースになってるからねえ。朝鮮民族独特の儒教精神とか、完全に形骸化されつつあるイデオロギーに分断された民族の悲哀とか。
そこが理解出来なかったらこの映画の涙にはなかなかついてけないと思う。逆にいえばストーリーテリングがそこの精神論に甘えてるともいえるしさ。
李英愛(イ・ヨンエ@ぐりママのアイドル)なんかカンッペキ添え物状態ですし。

だからこの映画本来のテーマはやはり「引き裂かれた故郷とそこに住む人々の悲しみ」なんだろうと思うし、それをこういうサスペンスで表現した娯楽映画としてはかなりよく出来てると思います。これからコレを観る日本の人にはそこをよく踏まえて観ることをオススメします。
それとー、冒頭画面が暗過ぎて人物関係がわかりにくくて、うまくはいりこめなかった。機会があればもっかい観なおしたいですねー。

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