落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

マジメに語ってみたけれど

2008年07月19日 | movie
『ヒストリー・オブ・ゲイシネマ』

うーーん。退屈・・・(爆)。
主に70年代以降のゲイ映画の歴史を、映画監督や俳優のインタビューでまとめたドキュメンタリーなんだけど、出てくる人がほぼ全員ゲイかレズビアンかバイセクシュアルで、取り上げられてる映画も大半が彼らの撮ったインディーズ映画、それも超マジメなのばっかり。知らんて(爆)。
浅学なぐりが知ってる登場人物はガス・ヴァン・サント、ティルダ・スウィントン、ジョン・ウォーターズぐらいか?作品で観たことあんのは『ピンク・フラミンゴ』『プライベート・マイ・アイダホ』『オルランド』『ブロークバック・マウンテン』・・・あとなんかあったっけ?とりあえずそんなもん。あとは知りまへん。ってか日本で公開されてないね。たぶん。

ただ、セクシュアル・マイノリティの映像作家たちの証言集としてはなかなか興味深いものがあるし、たとえばBBM─ストレートの監督と俳優によるゲイ映画─の大成功に対するゲイの同業者たちの反応なんてのはちょっと他ではなかなか聞けないだろう。
あと「レズビアン映画はゲイ映画に比べると低水準だ」なんて発言もあって、常日頃からゲイ映画はけっこう良い作品もあるのにレズビアン映画にはあんましないな?と思ってたぐりはちょっとにやっとしてしまいました。なんだ偏見じゃなかったんだ、みたいなね。

コレたぶん、もうちょっと取材対象の範囲を広げて、ペドロ・アルモドバルとかブルース・ラ・ブルースやグレッグ・アラキなんてもっと下世話なあたりまで入れちゃえば、なんぼか刺激的で見どころのある作品になったんでは。ジョン・ウォーターズだけじゃ全然足りんでしょ。
マジメな話は眠いのよ〜。ゴメン。


この記事で通算700本めのレビューになります。700本て多いのか少ないのかようわかりませんけども。
いつも読んでくださってるみなさま、ありがとうございます。今後ともよろしくです。

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