『私の中に誰かがいる』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000F7CKEW&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
原題『疑心疑鬼』。
なんでこの邦題なんでしょーね?英語題も『THE GHOST INSIDE』、完璧ネタバレですやん。とかなんとかいって結構楽しんじゃいましたがー。
しかしコレ劉燁(リウ・イエ)が出てなかったらまず観ないですね。ハッキリとB級ですから(爆)。B級はB級なりにおもしろいし、徐煕媛(バービー・スー)はめちゃめちゃ頑張ってましたけど。しかもほぼノーメーク。あの異様に長い髪の毛は地毛なのかな?とりあえずとてもアイドルにはみえない見事なやつれっぷり&壊れっぷりでしたです。ええ。超大熱演。ぐりはこの人の演技初めて観たんだけど、なかなか根性あるなあという印象は受けました。
孤独におびえるシングルマザーと幼い子どもが主人公のホラーといえば『仄暗い水の底から』や『アザーズ』を連想するけど、このヒロインもみるからにまったく普通じゃない神経質さ。しょっぱなから顔色はまっしろけ&目の下まっくろけ、とにかく常に異様にびくびくおどおどしっぱなし。『仄暗い〜』の黒木瞳や『アザーズ』のニコール・キッドマンもそんな感じだったよーな気がする。
果たして彼女はタイトル通り、自分で自分を追いつめどんどんどんどん狂ってくんだけど、単純にその狂い方がコワイ。最初ムダに煽るよーなやかましい音楽とか、気味の悪いカメラワークに辟易しかけたんだけど、慣れてくれば気にはならない。B級だけど、イタいとかサムいとかゆーことはないです。
結局この映画で表現したかったのは女性の弱さと愛情ゆえの怖さなんじゃないかなあ。中国映画って結婚しない女性や離婚した女性を過度に「不幸のヒロイン」の枠にハメたがる傾向があるけど、この物語はその枠を利用した娯楽映画なんだよね。リアリティがどーこーとか完成度がどーこーとゆーよーなタイプの作品ではない。
ただ欲をいえばプロットにあまりにもヒネリがなさすぎるのは減点かも。劉燁演じる隣人の設定なんかもっとおもしろくできた可能性もある気がするんだけど、全部あのオチにまとめちゃうのはちょっとつまりません。
予想してたよりは全然おもしろかったけど、“影帝”劉燁が出るほどの内容ともいえない。観て損ってほどではないけど、観にゃいかんってほどでもないです。嫌いじゃないけどね。ぐりはね。ハイ。
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原題『疑心疑鬼』。
なんでこの邦題なんでしょーね?英語題も『THE GHOST INSIDE』、完璧ネタバレですやん。とかなんとかいって結構楽しんじゃいましたがー。
しかしコレ劉燁(リウ・イエ)が出てなかったらまず観ないですね。ハッキリとB級ですから(爆)。B級はB級なりにおもしろいし、徐煕媛(バービー・スー)はめちゃめちゃ頑張ってましたけど。しかもほぼノーメーク。あの異様に長い髪の毛は地毛なのかな?とりあえずとてもアイドルにはみえない見事なやつれっぷり&壊れっぷりでしたです。ええ。超大熱演。ぐりはこの人の演技初めて観たんだけど、なかなか根性あるなあという印象は受けました。
孤独におびえるシングルマザーと幼い子どもが主人公のホラーといえば『仄暗い水の底から』や『アザーズ』を連想するけど、このヒロインもみるからにまったく普通じゃない神経質さ。しょっぱなから顔色はまっしろけ&目の下まっくろけ、とにかく常に異様にびくびくおどおどしっぱなし。『仄暗い〜』の黒木瞳や『アザーズ』のニコール・キッドマンもそんな感じだったよーな気がする。
果たして彼女はタイトル通り、自分で自分を追いつめどんどんどんどん狂ってくんだけど、単純にその狂い方がコワイ。最初ムダに煽るよーなやかましい音楽とか、気味の悪いカメラワークに辟易しかけたんだけど、慣れてくれば気にはならない。B級だけど、イタいとかサムいとかゆーことはないです。
結局この映画で表現したかったのは女性の弱さと愛情ゆえの怖さなんじゃないかなあ。中国映画って結婚しない女性や離婚した女性を過度に「不幸のヒロイン」の枠にハメたがる傾向があるけど、この物語はその枠を利用した娯楽映画なんだよね。リアリティがどーこーとか完成度がどーこーとゆーよーなタイプの作品ではない。
ただ欲をいえばプロットにあまりにもヒネリがなさすぎるのは減点かも。劉燁演じる隣人の設定なんかもっとおもしろくできた可能性もある気がするんだけど、全部あのオチにまとめちゃうのはちょっとつまりません。
予想してたよりは全然おもしろかったけど、“影帝”劉燁が出るほどの内容ともいえない。観て損ってほどではないけど、観にゃいかんってほどでもないです。嫌いじゃないけどね。ぐりはね。ハイ。