はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

鑑賞サイト2008(017:頭)

2008年08月27日 19時01分55秒 | 題詠100首 鑑賞サイト
ほらここが頭蓋骨よ、となぞらせる 教わるために指先はある
                末松さくや(旅人の空(待ち人の雪別館)

官能的な歌です。
頭蓋骨に触られるのではなく、(おそらく)相手の手を掴んで自分の頭まで持って行き「なぞらせる」。
そして、「ここが」と断っているところから、なぞらせるのは「頭蓋骨」だけではないかもしれません。
下句は、なぞらされた相手が言ったのではなく、主体自身の台詞でしょう。
「指先って、なんのためにあると思う?」と。
読点と一字空けに、意味深な艶めかしさがあります。

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