ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

「犬顔家の一族の陰謀」

2007年09月19日 | そんなご舞台な2008
「犬顔家の一族の陰謀」

予想を外す入りで、最初から笑わしてくれました。強いて言えば、まるでサッカーの日本代表のような舞台で、随所にすばらしい場面があるのですが、もったいないことにシュートを打たないため、なかなか落ちません。いつもの新感線のような、スピードとアクションは見られず、すこし物足りません。それぞれの役者が、ネタを小出しにパスする、それも見事におもしろくパスするのですが、ゴールというカタルシスまでにはいかなかったようです。とは言うものの、選手役者は一流で、それを見ることが出来ただけでも幸せでした。登場人物をもう少し整理すれば、もっとわかりやすくなったかもしれませんね。