『運命じゃない人』

『運命じゃない人』
「低予算で作ったから見てくださいね」と言われ、ああカンヌで評判をとった映画だと思って見に行きました。これがなかなかのアイディアでおもしろい。やはり予算はなくても、アイディアで勝負です。私はとても気に入りました。ストーリーは何も声高に語りませんが、ちゃんとテーマを持って映画を作ったという、強い意識を感じました。

『トーキョーあたり』 劇団健康Vol.15

『トーキョーあたり』　劇団健康Ｖol.15
ケラさんも周囲の声や批評が、気になってるんだろうなぁ。この１０年を突っ走ってきて、小劇場舞台の先頭になっていたと思います。そこで、ここに来て、ちょっと立ち止まってみたいという事を、ケラさん自身が感じてるじゃないかなぁ。ふと、振り返って昔の仲間と、もう一度芝居をしてみたくなったのかなぁ。ともかく舞台は、あまりにも強引なところがあったように思いました。しかし、さあこれからどう前を向いて走るか、その助走のような気がして、ケラさんの今後が楽しみです。

『だるまさんがころんだ』

『だるまさんがころんだ』　燐光群
評判のいい作品なのでぜひ見ておきたいと思っていました。この作品も『普通の生活３』『ダモイ』と同じように超まじめでした。ほとんど笑う部分がないのがちょっと残念かなあ。ともかく直球勝負といった感じです。私自身は、ユーモアのある作品が好きなので、ちょっととっつきにくかったのですが、手応えは十分ありました。ほんのちょっとだけ、もう少しユーモアがあると抜群なのになあと思いました。お父さん役の、鴨川てんしさんが、いい味でした。彼をもっと使って笑わせて欲しいなぁ(^_^;)

2005年８月２９日から

２００５年８月２９日（月）
１２時から、渋谷ビデオスラジオで出演交渉。その後、表参道で出演交渉とバタバタと動き回る。インが間近なので、緊張する。事務所に戻ってあれこれ連絡する。１８時から、六本木で来年の映画の打ち合わせする。

２００５年８月３０日（火）
朝早く自宅を出て、来年の映画の原作を事務所で読み続ける。午後までに半分読む。なかなかおもしろい。さて主人公の候補をどうするか、ちょっと楽しい時間。午後から、『力道山』の０号試写に行く。やっと見る事が出来た映画『力道山』２時間３０分、ちょっと長いかなぁ(^_^;)

２００５年８月３１日（水）
午前中、某映画の延期が決定する。ああ、ショック・・・・・しかたがないこういう事もあるさ(^^;)　私はあまり過去を振り返らないタイプだけど、自分がこれまでにどんな仕事をしてきたのか、いちおう整理しようと思って、助監督時代に参加した台本をあれこれ整理していると、よく覚えている作品と、あれ、ほとんど覚えてないなぁなんて作品が(^_^;)