仁和寺へ

毎朝起きる度にこの冬最低の気温かな？と思う。
その通りで、どんどん低くなっていて温かいお布団から出るのに覚悟を
しないと出辛い。

ケサもエイッと心の中で気合をかけて起きた。
新聞の配達が遅くなった。
販売所が近くにあるので朝刊は3時半に入っていたのに、最近は５時半になった。
配達員さんが変わったのかな？と思っていたらやはり今朝見たら若者になっていた。
別に５時半でもいいのだがオートバイの音が時計代わりにもなっていたので～～～

１０時から有償ボランテイアへ行った。
７０代の半身不随の女性宅だ。
もうすっかり冬支度が整っていて、ガスストーブと電気ストーブが出されていた。
ベッドには電気毛布。

脳梗塞の後遺症にもめげず、週３回のリハビリと今日金曜日は自宅の周りを歩く
練習をしてやる気満々でがんばっている。
えらいなと毎週感心している。
隣に住む息子さんやお嫁さんとの関係が絶妙で、極力頼らないと決めていて
それも立派だわ。

１２時に活動を終えて帰宅。
お昼ご飯を簡単に済ませて、亭主と自転車で仁和寺へ行った。
京都の老舗の３０軒あまりがグループになって毎年開催される展示会が
今年は仁和寺が会場だった。

展示会なので、お得意様を招待するのだが、お茶席とお蕎麦のひと椀が出るので
大人気で私たちのように高級な老舗に縁の無いものでもはがき持参だと入れる。
どんどん増えてきて、入場するのに並ぶくらいになってきた。


仁和寺の本殿の中で１店ずつブースを作って品物が展示されていた。
呉服屋さんの豪華な衣装もあったが、写真がダメなところもあり怒られるのは
イヤなので当たり障りの無いものだけ撮ってきた。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

キレイどころの立席でお抹茶の接待

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

境内を少し歩いて娘が幼稚園に通っていた時、運動会に使った広場に尾張屋さんの
お蕎麦の席が用意されていた。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
大根おろしが入っているだけのミニひと椀だが、おだしがおいしくて～～～

私たちには場違いな展示会だったが、上等の羽織　袴を付けたお店の人がお得様に
挨拶などして華やかな世界を垣間見て気分はいいものだった。

自転車で帰宅してついでに百均へ行ったが、あまりの落差に笑うしかないくらい
別世界だった。