息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

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ひとつ忘れ物

2023年12月31日 21時11分58秒 | 教訓
昨年の訃報で、ひとつ書き忘れていた。
一条みゆ希さん。コナンで声優をつとめていたというのだ。まったく知らなかった。
彼女は、かつて「ステージ101」で、こばやしけいこ、あきのだいさく、おんへきれんたちと活躍したメンバーの一人。
そうかあ、活躍していたんだねえと、訃報で知らされる。
わたしは、こばやしけいこ、おんへきれんが好きだったけど。(笑)
ちなみに、秋野大作は、大地喜和子と結婚、すぐに離婚。さらにまたすぐに、おんへきれんと結婚。
二人ともファンだった私には、「このやろう!」と詰りたくなるほどの、モテ男だったわけだ。羨ましいかぎり。
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2023年に亡くなった方

2023年12月31日 11時46分35秒 | わたしごと
 生死に貴賤も上下もないのだが、多少なりとも、私が関わったり、影響を(マイナスも含めて)受けたと思われる方のみとしたい。
 最初の数字は、亡くなったときの年齢。
 まずもって、ご冥福をお祈りいたします。

 79鈴木邦夫氏 「一水会」創設。彼の思想自体、よくは理解できないでいるが、「週刊金曜日」にも登場するなど、私のイメージした「右翼」とは一線を画していた。
 93加賀乙彦  彼の小説は、よく読んでいた。「宣告「雲の都」もいいが「スケーターワルツ」が私は一番の好み。
 74門田博光  ぽっちゃり顔の左打者。きれいなフォームだったと記憶。
97永井路子  ひとつも作品を読んでない。歴史ものは苦手な私だったから。
 87横路孝弘 沖縄密約の追求までは期待していたのになあという印象。
 90森田実   時事問題の書籍を、精力的に出したていたが、一回も読んでない。
 85松本零士  777もヤマトも、読んでも観てもなく、申し訳ないなあ。
 91西山太吉  密約問題を「色恋沙汰」にすり替えされた無念さは、当時の私にも理解できた。「政治」の理不尽さについて、考えさせられた。
 65大川隆法  「幸福の科学」のいい加減さは、いつも思っていたし、そんな彼の「作品」が書店のベストセラーの上位に入っていることに、日本の、日本人の「愚かさ」に失望していた。
 88大江健三郎 高校生のときに、「芽むしり子撃ち」を読もうとして、跳ね返された思いがある。「九条の会」など平和運動にも深くかかわっていたことには敬服。
 89扇千景   タレント議員の先駆けのころだったと思う。一度、テレビで会見を見たことがあったが、原稿丸読みだった。
 93奈良岡朋子 民芸時代に、何回か観たことがある。気張らない、それでいてセリフが絶妙だという印象。
 71坂本龍一  著名にもかかわらず、私はなんら印象にない。九条改悪反対の運動にも関わったらしいが、申し訳なし。
 87畑正憲   「ムツゴロウ」のあだ名は承知。好々爺の印象。
87富岡多恵子 存在は知りながらも、読んだ作品は皆無。
88米倉健司  父がボクシング好きであったので、よく後楽園ホールに連れて行ってもらった。米倉選手として現役だったと思うが、彼は選手としては大成していないので、記憶に薄い。
79常石敬一  「悪魔の飽食」では、よくぞこれだけ調べたなと思えるくらいで、感銘した。
75横田忠義  72年ミュンヘンのバレーボール金メダル。たしか腰を痛めていたにもかかわらず、チューブを巻いていたのでは。興奮して観ていた。懐かしい。私にもこんな時もあったのだ。
90中西太 89池田敬子 「怪童」と呼ばれていた彼。 手堅い演技で魅了した彼女。 ただ、ただ懐かしい。
89春日三球  「地下鉄」ネタでブレイク。「なるほど」とつぶやきながら楽しんでいた。
81上岡龍太郎 漫画トリオ時代、上方のお笑いは、なんてあけっぴろげで面白いんだと、感心して観ていた。
91平岩弓枝  知ってはいるが、小説は未読。「肝っ玉母さん」の脚本もかと知り、驚く。(それも観てはいないが)
65北別府学  広島ファンだっただけに、手堅い投球の印象が強い。巨人に勝った時は、ことのほかうれしかった。
27ryuchell 自死する必要などなかったのに。もっと生きて「生き方」を模索してほしかった。
96無着成恭  「やまびこ学校」は読んで感銘を受けた。もうそろころは「電話相談室」のおじさんとなっていたが。
90森村誠一  熊谷出身ということで、当時、大宮に下宿していた私は親近感を覚えていた。「悪魔の飽食」は光文社カッパの本として、珍しく硬派の書籍。
62プリゴジン プーチンに盾をついたときに、すでに「殺されるのでは」と誰もが思い、そしてそうなった。真相は、いずれわかるのだろう、か。
93遠山一 ダークダックスの「ゾウさん」 ともしびでは、彼らの曲にお世話になった。
74谷村新司 カラオケでは「昴」をよく歌ったが、アリス自体には、あまり興味は抱かなかった。
89財津一郎 小学生のときの「てなもんや三度笠」はいつも見ていた。最近は「ピアノのおじさん」くらいの印象かな。
72もんたよしのり   妻と付き合い始めて、東武の上階にある「バンケットホール」で食事をしたときに流れていたのを記憶している。「あの声じゃ、のどをつぶすよね」と言ったと思う。(すでにかすれていたけれど)
94犬塚弘   小学生のときに「よっ、いぬづか」とよく言われた。一画違いの名前だから。クレージーキャッツは好きだった。学校から帰るとねすぐに「大人の時間」を見ていた。夕方の放映?
73大橋純子 張りのある歌声が好きだった。「シルエットロマンス」はカラオケでもよく歌った。
95池田大作 創共協定には感激した記憶。すぐに反故されたが。今の公明党は、いったいなんなのだろうか。
73伊集院静 作品をまつたく読んでいないので、下衆な私には、夏目雅子の夫という程度の興味しかなかった。失礼。
89山田太一 ああ、とうとう逝ってしまった。彼の戯曲や小説は、おそらくすべて目を通していると思う。高橋治、小林信彦、そして山田太一。新刊には、いつも飛びついて、即座に読み終えたものだった。
82ライアン・オニール 「ある愛の詩」、 大宮に下宿していた時に、好きだった「I.I」ちゃんと見に行った映画。どんなデートだったか、まったく記憶にない。
97竹入義勝 あの世があるなら、池田大作とはどんな話をしているのやら。政界を離れて学会からも遠ざかったと聞いていたが。

 
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『パラレル同窓会』岐路の分だけ

2023年12月30日 00時58分04秒 | こんな本を読みました
『絶望書店』頭木弘樹 河出書房新社に収録
1500+悪税
藤子-F-不二雄作
人生の岐路の数だけ、世界が存在しているという想定。
その数限りない世界の「同窓会」で、未来の「私」と出会うというストーリー。おそらく、「人生の岐路」については、例外なく誰もが持つにちがいない。本来ならば、その数など、無限であるに違いない。
昨日1日を考えてみれば、「朝、目覚ましで起きなかった場合、私の未来はどう変わっていたのか」「起きたその足でセブンイレブンに行き、朝刊とホットコーヒーを買わなかったら」「アイスコーヒーだったら、どう変わっていたのか」「いや、セブンイレブンでなく、少し離れたローソンに行っていたら」「間違えて休みのはずの学校に行ったら」
きりがないくらいの「岐路」による未来の数があるはずだ。
「人生の岐路」としても、その尺度は曖昧で、かなり自分勝手なものだ。
まあ、そんな厳格には考えずに、楽しく読むことにしよう。

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おすすめ二冊

2023年12月28日 23時27分58秒 | こんな本を読みました
だらだら寝ていて読んだ二冊。
どちらも、いい出会いだと、幸せな心地になれたもの。ぜひ、どうぞ。
『サキの忘れ物』津村記久子 新潮文庫 590+悪税
短編集、心が浄化される、なんて書いたら誉めすぎかもしれないが、私には『小僧の神様』と同じくらい素敵な作品群であった。

『環と周』よしながふみ 集英社
748+悪税
コミック。こちらもよくできた五つの物語。「周」と「環」の二人が主人公だが、話ごとに、時代も設定も異なり、したがって人物も違う。表紙に「さまざまな関係性 好きのかたち」とあるように、この二人の関わりを描いている。こちらも、心理描写に優れ、二話では目に涙を溜め込んでしまった。コミックで泣いたことなんかなかったのに。

どちらも、よかったですよ!
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『自分以外全員他人』西村亨

2023年12月27日 14時40分32秒 | こんな本を読みました
紋切り型の「良心的」小説でなく、主人公の柳田の、発作的な「人にやさしくしたい」という思い、それと同じくらいに生じる「怒り」「暴力性」「違和感」「孤独感」「自己嫌悪」。そのどれもが、読者に、「あ、それ、そうそう」「自分しか思ってないと感じてた」と共感させる筆力を持つ。私も然り。
柳田とともに、145ページの行間を歩いた。
だから、だからこそ、「破滅」で終わらせてほしくなかった。
希望の光を照らすのは、「ダサい」のだろうか。
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二回目 ちょっと重かった

2023年12月27日 14時14分13秒 | 教訓
25日に発症。ひさしぶりに担任不在の終業式にさせてしまった。あとから聞くと、我がクラスは、半分、二桁と少しの欠席だったよう。先週の金曜日には、5人が休み、2人が早退と、予兆ありの日だったので、担任も含めて、みんなで撃沈した次第だ。冬休みに、みな元気を回復して、新学期には晴れやかな笑顔で、全員が揃いますように。
わたしは一昨年以来、二回目のコロナ。1回目のは、二日ほどの発熱がおさまると、あとは何もなかったような回復ぶり。残りの「監禁状態」がきつかったこと。今回は、医師が「ま、コロナと言っても、たいしたことなくなりましたから」と、普通の風邪薬と万が一の頓服を処方してくれただけ。見立てが甘いなあと思いながらも医師には背けない。おかげで、月曜、火曜、水曜の朝まで、38度台の熱が続く。悪寒、節々の痛み、寝ているばかりで肩が凝る。あ、血中酸素の測定器すら渡されていない。これで、呼吸困難になったら、だれが責任をとってくれるのだろう。
三日間、こんこんと寝続ける。明け方、昼、夕方、暮れ、夜、夜中、もう、いつ起きて、どのくらい寝たのか、何も分からない。起きるたびに体温計を取り出しては、「あ、まだ8度2分」「8度ちょうど!」「あ、8度4分」と一喜一憂、いや一憂ばかりか。
水曜の昼に、ようやく6度後半に。
腰がいたい。腹が張りっぱなし。寝違えたか、首がコリコリする。
今日から、意識的にリハビリ。
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山田太一も去ってしまった

2023年12月02日 10時35分27秒 | 教訓
この間、覚えていらねないほどの方が亡くなった。
山田太一もしかり。
たぶん刊行されたものは全部読んでいるのではないかと思うくらいのお気に入りの作家だ。
「お気に入り」の高橋治はすでに亡くなっているし、小林信彦も入院やら骨折やらで、エッセイくらいしか目にしないようになっている。山田太一も、数年前から脳出血で療養中だったらしい。
好きな三作家だっただけに、悲しい知らせだ。(あ、小林信彦は奇跡的に復活の可能性はあるか)
山田作品では、『異人たちとの夏』が、私のベスト。親子ものには、すこぶる弱い私だけに。
冥福を祈り、合掌。
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