生死に貴賤も上下もないのだが、多少なりとも、私が関わったり、影響を(マイナスも含めて)受けたと思われる方のみとしたい。
最初の数字は、亡くなったときの年齢。
まずもって、ご冥福をお祈りいたします。
79鈴木邦夫氏 「一水会」創設。彼の思想自体、よくは理解できないでいるが、「週刊金曜日」にも登場するなど、私のイメージした「右翼」とは一線を画していた。
93加賀乙彦 彼の小説は、よく読んでいた。「宣告「雲の都」もいいが「スケーターワルツ」が私は一番の好み。
74門田博光 ぽっちゃり顔の左打者。きれいなフォームだったと記憶。
97永井路子 ひとつも作品を読んでない。歴史ものは苦手な私だったから。
87横路孝弘 沖縄密約の追求までは期待していたのになあという印象。
90森田実 時事問題の書籍を、精力的に出したていたが、一回も読んでない。
85松本零士 777もヤマトも、読んでも観てもなく、申し訳ないなあ。
91西山太吉 密約問題を「色恋沙汰」にすり替えされた無念さは、当時の私にも理解できた。「政治」の理不尽さについて、考えさせられた。
65大川隆法 「幸福の科学」のいい加減さは、いつも思っていたし、そんな彼の「作品」が書店のベストセラーの上位に入っていることに、日本の、日本人の「愚かさ」に失望していた。
88大江健三郎 高校生のときに、「芽むしり子撃ち」を読もうとして、跳ね返された思いがある。「九条の会」など平和運動にも深くかかわっていたことには敬服。
89扇千景 タレント議員の先駆けのころだったと思う。一度、テレビで会見を見たことがあったが、原稿丸読みだった。
93奈良岡朋子 民芸時代に、何回か観たことがある。気張らない、それでいてセリフが絶妙だという印象。
71坂本龍一 著名にもかかわらず、私はなんら印象にない。九条改悪反対の運動にも関わったらしいが、申し訳なし。
87畑正憲 「ムツゴロウ」のあだ名は承知。好々爺の印象。
87富岡多恵子 存在は知りながらも、読んだ作品は皆無。
88米倉健司 父がボクシング好きであったので、よく後楽園ホールに連れて行ってもらった。米倉選手として現役だったと思うが、彼は選手としては大成していないので、記憶に薄い。
79常石敬一 「悪魔の飽食」では、よくぞこれだけ調べたなと思えるくらいで、感銘した。
75横田忠義 72年ミュンヘンのバレーボール金メダル。たしか腰を痛めていたにもかかわらず、チューブを巻いていたのでは。興奮して観ていた。懐かしい。私にもこんな時もあったのだ。
90中西太 89池田敬子 「怪童」と呼ばれていた彼。 手堅い演技で魅了した彼女。 ただ、ただ懐かしい。
89春日三球 「地下鉄」ネタでブレイク。「なるほど」とつぶやきながら楽しんでいた。
81上岡龍太郎 漫画トリオ時代、上方のお笑いは、なんてあけっぴろげで面白いんだと、感心して観ていた。
91平岩弓枝 知ってはいるが、小説は未読。「肝っ玉母さん」の脚本もかと知り、驚く。(それも観てはいないが)
65北別府学 広島ファンだっただけに、手堅い投球の印象が強い。巨人に勝った時は、ことのほかうれしかった。
27ryuchell 自死する必要などなかったのに。もっと生きて「生き方」を模索してほしかった。
96無着成恭 「やまびこ学校」は読んで感銘を受けた。もうそろころは「電話相談室」のおじさんとなっていたが。
90森村誠一 熊谷出身ということで、当時、大宮に下宿していた私は親近感を覚えていた。「悪魔の飽食」は光文社カッパの本として、珍しく硬派の書籍。
62プリゴジン プーチンに盾をついたときに、すでに「殺されるのでは」と誰もが思い、そしてそうなった。真相は、いずれわかるのだろう、か。
93遠山一 ダークダックスの「ゾウさん」 ともしびでは、彼らの曲にお世話になった。
74谷村新司 カラオケでは「昴」をよく歌ったが、アリス自体には、あまり興味は抱かなかった。
89財津一郎 小学生のときの「てなもんや三度笠」はいつも見ていた。最近は「ピアノのおじさん」くらいの印象かな。
72もんたよしのり 妻と付き合い始めて、東武の上階にある「バンケットホール」で食事をしたときに流れていたのを記憶している。「あの声じゃ、のどをつぶすよね」と言ったと思う。(すでにかすれていたけれど)
94犬塚弘 小学生のときに「よっ、いぬづか」とよく言われた。一画違いの名前だから。クレージーキャッツは好きだった。学校から帰るとねすぐに「大人の時間」を見ていた。夕方の放映?
73大橋純子 張りのある歌声が好きだった。「シルエットロマンス」はカラオケでもよく歌った。
95池田大作 創共協定には感激した記憶。すぐに反故されたが。今の公明党は、いったいなんなのだろうか。
73伊集院静 作品をまつたく読んでいないので、下衆な私には、夏目雅子の夫という程度の興味しかなかった。失礼。
89山田太一 ああ、とうとう逝ってしまった。彼の戯曲や小説は、おそらくすべて目を通していると思う。高橋治、小林信彦、そして山田太一。新刊には、いつも飛びついて、即座に読み終えたものだった。
82ライアン・オニール 「ある愛の詩」、 大宮に下宿していた時に、好きだった「I.I」ちゃんと見に行った映画。どんなデートだったか、まったく記憶にない。
97竹入義勝 あの世があるなら、池田大作とはどんな話をしているのやら。政界を離れて学会からも遠ざかったと聞いていたが。